駄猫の時事放談

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実るほど 頭を垂れる 稲穂かな 

新人警官:元防衛庁キャリア、巡査に 35歳「現場で人助けたい」

 防衛庁の「元キャリア官僚」が今秋、神戸市の兵庫県警生田前交番で、巡査として新たな人生のスタートを切った。転機は、防衛庁時代に出向した警察で一線の苦労に触れたことだった。東京で働く妻と離れて暮らす35歳の新人警官は「国の制度を動かすより、現場に出て一人一人の人生にかかわりたい」と張り切っている。

 渡辺隆浩巡査で、東京大を卒業後、都銀勤務を経て99年、防衛庁(現防衛省)に入庁。「弾道ミサイル防衛などを実施する際の計画、調整の仕事をしていた」という。

 05年から2年間、人事交流で千葉県警本部に交通安全教育課長として出向。「先輩や同僚は勤務時間外の飲み会で酔っぱらいに出会っても、旅行先で故障した車に出合っても、すぐに声をかけて動いていた」。デスクワークばかりだったので、直接人を助けることに魅力を感じた。

 年齢制限で受験できる都道府県警が限られ、地縁はなかったが兵庫県警の採用試験に挑戦。妻も「自分がしたいと思うことをした方がいい」と応援してくれた。

 今春、県警に採用されたが、新天地で待ち受けていたのは、未知のことばかり。スポーツ経験がなく、柔道を体験したのも警察学校が初めて。「一回り年下の同期の体力に合わせるのは大変だったが、何とか自信がついた」と話す。10月からの交番勤務について「いざ自分が酔っぱらいのけんかを止めるとなると緊張して、失敗ばかり」と苦笑するが、「課長を経験していても、新人であることに変わりはない。ここを起点に成長していきたい」と意気込んでいる。【加藤美穂子】

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091105dde041040039000c.html

俺に言われるまでもないだろうけれど、三種での採用だろ。
一流大学を出て、大手企業に勤務し、防衛庁の幹部にまでなった。絵に描いたようなエリート街道ですよね。
今は自分よりも学歴が劣っている若い奴に顎で使われることもあるだろうし、汚い仕事もやらされることもあるだろう。
今までエリートコースを歩んできたのだから、並みの神経だったら、自分のプライドがそれを許せなくなって、仕事を続けられなくなると思う。

でも、この記事を読んでいると、この人は謙虚な人柄、今の仕事を続けられそうなことが行間から窺えるよね。

何というか、こういう人こそ、国のトップで頑張って欲しいって望まずにはいられない。こういう人がキャリアを捨てて、そんな下っ端に甘んじていることを聞くと、勿体無く感じてしまう。

自衛隊とか警察に限らず、官公庁の不祥事が後を絶ちませんが、これと正反対の人間の巣窟だから、そういうふうになっているんだろうという気がする。
2009/11/06 20:18|雑記、未分類、その他の話題TB:0CM:0
 

もはや、派遣を規制するかどうかは問題の本質ではないということが分からないのか? 

鳩山政権が製造業の派遣を規制する派遣法改正をするそうです。

製造業派遣禁止へ法案提出=通常国会に−鳩山首相

 鳩山由紀夫首相は29日の衆院代表質問で、労働者派遣法改正案について「3党連立合意に製造業派遣の原則禁止などが盛り込まれている。これらを踏まえ通常国会への法案提出を目指し、厚生労働省審議会で検討をスタートした」と述べ、規制強化に向け通常国会に提出する考えを示した。
 鳩山首相は「雇用にかかわる行き過ぎた規制緩和を適正化し、労働者の生活の安定を図ることは重要だ」と強調。審議会に関しては「年内に結論が出ることを期待している」と語った。共産党の志位和夫委員長への答弁。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091029-00000111-jij-pol

構造改革支持者を中心に反対の声が少なくない。企業のキャピタルフライトが加速して、却って雇用が悪化するみたいな批判がネットには多いですわ。

これは左寄りの俺でも、そう思わざるを得ない部分が少なからずあるかもな。

製造業への派遣は2004年にその規制が緩和されたんだよな。
それ以前は請負という形態で、同じ条件で労働力を使っていた。
請負労働者の就業先企業の社員は請負の従業員に直接業務の指示を出すことは禁止されているのに、全く守られていないケースが殆どだ。これを偽装請負と呼ぶ。
現状、派遣が駄目になるなら、それに戻るだけなのがオチって気がする。ワーキングプアという言葉に象徴される諸々の問題の解決になるのかは疑わしい。

鳩山内閣には《派遣》という木だけを見るんじゃなくて、森を見て政(まつりごと)をやって欲しいって言いたくなる。

下記は製造業の中で、主に旋盤やフライス盤、マシニングセンタといった工作機械を用いた加工を生業とする業者の情報交換の場みたいなサイトなんだけれど、

NCネットワーク

ここには全国の関係企業の求人も掲載されているページがある。ずっと前、奇妙な求人情報が掲載されているのを見かけたことがある。記憶が曖昧なんだけれど、《工場内独立制度》(?)だったか、《工場内請負制度》とか、そんな感じだったと思う。

要するに、《軽貨物運送》とか《バイク便》で多い就労形態と同じなんだろうね。
どこか、ある程度の規模の企業の工場が職場なんだけれど、それに応募して採用された人は、その工場の従業員になるわけではない。だから、会社に雇用責任とか、社会保険料の負担は無いし、普通に社員を雇うよりも低コストで、不景気で暇になったら手放し易く、都合のいいことだらけってことなんだろう。

住宅喪失 (ちくま新書)住宅喪失 (ちくま新書)
(2005/01)
島本 慈子

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以前、上記の本の感想を書いたことがあるような気がするが、2003年9月に名古屋で起こった《軽急便事件》の話を挙げて、軽貨物運送で当たり前になっている就労形態(独立自営)は究極のフレキシブルな雇用形態であり、米国では《インディペンデント・コントラクター》などと呼ばれているというようなことが書かれている。

軽貨物運送といえば、ネットでは軽貨急配っていう会社も悪い話が流れているけれど、俺はこの企業の子会社が募集しているアルバイトに応募して、面接に行ったことがあるよ。
倉庫作業だったんだけれど、面接に行ったら、「これは雇用契約じゃないので、労災はありません。なので、就業中及び通勤時の事故には十分お気をつけ下さい」みたいなことが書かれている書類を読まされた。その場で断ったけれどな。

派遣を禁止しても、こんなのが増えるだけなのがオチかも知れんぞ。

1995年に経団連が公表した《新時代の日本的経営》ってヤツによれば、労働者が三階層に区別されて、一番下層の柔軟型雇用が担うことになる技能労務職、販売職、一般職から非正規化が急速に進められてきた。企業の従業員は勿論、公務員の世界もそうだよね。
当然、柔軟型雇用が担う職種で特に貧困の諸問題が深刻になっているわけだが、雇用形態を問わず、それをどうするかっていうビジョンを持っているかどうか、鳩山内閣は「派遣は禁止」って言っているだけなら疑わしいわけですよ。

去年、《年越し派遣村》だなんて物ができたから、いけないのかな?
このネーミングはマスコミや世間が勝手につけたものじゃなくて、立ち上げた連中が自分でつけたようだが、最悪だと思うぞ。
何というか、そのことが問題の本質を取り違えてしまうことを促してしまっているというかね。
もはや、派遣が良いか悪いかだなんて、雇用の形態は問題の核心じゃなくなっていると思うんだけれど。

鳩山は所信演説で、「弱い立場の人々、少数の人々の視点が尊重されなければならない。そのことが私の友愛政治の原点」などと言ったよな。
そういうことを言ったら、《子ども手当て》と引き換えに《扶養控除》を廃止するだなんて、とんでもない話だぜ。
それこそ、弱者に優しいどころか、強者を優遇だ。

《子ども手当て》で誰が損をするかというと、子供がいなくて、専業主婦がいる家庭、或いは子供がとっくに《子ども手当て》の受給資格の年齢を超えてしまっている家庭ですよね。
逆に言うと、これから子供を産んで、どんどん働く兼業主婦が最も得する制度ってことだろうか。女性の就労を促す税制改革にもなっている。

馬鹿が!

何が弱者の視点を尊重だ?
要するに、子育てと仕事を両立できるタフな奴を優遇するつもりじゃねーか。ホントに弱い人はどちらか片方しかできないと思うんですがね。
ちょっと前にも書いたけれど、こんな雇用情勢の時にわざわざ求人倍率を悪化させることを促すのは、愚策の極みだろ。
ちょっと前、政府が厚生年金の適用を拡大させるようなことを言ったら、小売業界が強く反発していたことを思い出せば分かるけれど、これから主婦がフルタイムの仕事を探すのは厳しいんじゃないかな。
それに現状、非正規雇用の職で生計を立てるしかない者を追い詰める結果になるような気がするし。
子ども手当てなんて導入するにしても、所得制限は低めに設け、それ以上の世帯には逆に扶養控除を拡大して、定収のある配偶者がいる主婦(主夫)は家庭に閉じ込める政策をやった方が最も軋轢が少ないと思うんだけれど。
大体、今の20代でも結婚して専業主婦になりたいっていう願望の女が、どんな階層でも多いような気がするんですが。

話を派遣の規制のことに戻すが、派遣を禁止しても正社員の雇用は増えることを予想する人は殆どいない。
今の企業は多くの社員を定年まで雇用を保障する与力が無いならば、単純に派遣を無くしただけでは、ワーキングプアの諸問題を解決できないんじゃないかな。
だとしたら、どうするべきか?

正社員の解雇を容易にする法改正、正規と非正規の格差を欧州並みに解消する立法を緊急に成立させるべきだ。
今でも40代か50代で年齢による昇給を止めている会社はあるみたいだが、定期昇給はもっと早くストップさせてしまうことだ。
国が子ども手当ての支給をやるって言うなら、企業は社員に家族手当なんか払う必要なんぞ無い。
住宅政策だって、企業の福利厚生に丸投げしたりとか、終身雇用を前提したローンによる持ち家の推進は止めるべきだ。
終身雇用なんて無理なんだから、一生不安がないように公的な賃貸住宅をもっと充実させるべきなのだ。
ついでに言うと、公的年金は基礎部分だけ間接税で完全に賄う形にして、二階部分以上は完全に個人の選択にして、企業を負担から開放してやった方が良いような気もする。
それくらいしないと、雇用は増えないだろう。
上の世代の賃金をカットして、国全体で見て、富を若い世代に流さないと、日本経済はジリ貧だろう。

やはり、『若者はなぜ3年で辞めるのか?』の城が皮肉っているとおり、連合が強く抵抗しそうだから、こういうことは民主党には無理な相談かな。
でも、そういうことができなければ、池田信夫が懸念しているとおり、日本は斜陽の一途なんだが。

上の世代の方が多数派だから、年金や雇用の世代間格差の解消は進まず、富が上の世代に偏在したまま、若い世代が貧しい生活しているのを放置する政策ばかり通るってことだ。
若い世代が全員投票に行っても多数決の結果は同じなのだ。

それが未来の日本の国全体の国力の衰退を招くのだとしたら、民主主義とは何のためにあるのか?
先の東京都知事選に出馬した外山恒一とか、赤木智弘なんかの暴論を認めざるをえなくなる。



もし、鳩山が真の意味で、少数の弱者のための改革をやり遂げられなければ、日本の民主主義は崩壊するフラグが鉄板になってしまうんじゃないかな。

暴論になってしまうが、そのような民主主義だったら、持たざる若者はそれを暴力で倒す権利があるのかも知れない。このごろ、そんなことを思う。
そして、それはアメリカ合衆国の独立宣言で定められている《人民の権利》の概念に近いんじゃないかと考えている。
2009/11/01 23:00|雇用、労働TB:0CM:4
 

環境税 

民主党政権がガソリンの暫定税率を廃止する方向の模様です。
しかし、鳩山宰相は温室効果ガスを2020年までに、「1990年比25%削減」を目指すだなんて国連に約束しちまったこともあるし、財政上の厳しさからも代替財源として、環境税の導入を検討している。

環境税って何だ?
どこかで誰かが書いていたが、現行の自動車税を大幅に上げる形になるのではないかという。今のところは流説の域を出ないだろうが、もし、そのとおりだったら、とんでもない弱い者虐めじゃないかって気がするんだが。

俺は自公政権がやった高速道路の割引について、批判的なことを何度か書いた。
福田政権の時、暫定税率を衆院の腕力で再成立される際、環境対策も口実にしていたクセに、何でこんなガソリンの消費を促進するような真似をするのだ?と。
そういう矛盾については、イラっとくるものはあったが、実を言うと、ガソリンへの課税を否定的に考えているわけでもない。

今年4月から9月にかけての国内の自動車販売台数は34年来の低水準なんだそうだ。まぁ、国民の所得の低下が消費の冷え込みを誘っているっていうことですよね。
しかし、新しい自動車を買わないどころか、諸経費の負担に耐えられなくて、家計のリストラのために手放す人が増えていることも十分に考えられる。

何を言いたいのかと書くと、環境と経済を両立させるには、「自動車を所有することを促しながら、なるべく使用を控えさせる」ように税制で誘導するべきじゃなかろうかという話だ。

自動車なんか乗らないのが一番環境に優しいに決まっているんだが、いきなり皆が一斉にそんなことをしたら、経済が成り立たなくなるというジレンマがあるわけだ。
だから、「所有を促しながら、なるべく使用を控えさせる」ように誘導するべきなのだ。

自動車って、あまり使用しなくても定期的に税金を色々と取られますよね。車検代とか、保険代も払わなきゃならない。
そういう税金や保険代が無かったとしても、オイルやタイヤは走行しなくても一定期間が経てば交換しなきゃならないんですよ。
ガソリンへの課税はもっと重くていいから、自動車の維持に徴収される費用の名目をもっと簡素化して、「維持」する負担が軽くなるようにするべきじゃないだろうか。

まぁ、大雑把に書いたが、そんなふうに思っているので、「環境税」の内容が現行の自動車税を大幅に高くするようなことだったら、経済的に余裕の無い層から自動車を手放させることを促してしまうのではないかって懸念している。

いや、そうなってこそ、最も環境に優しいだろうか(笑)。

だとしたら、「国民の《移動する権利》をどう考えているのか?」「総合的な国土交通をどうするのか?」について、ハッキリと国民に示さなければならないのではないだろうか?
2009/10/30 23:00|政治TB:0CM:4
 

駄猫の船中八策 

特段、何もしていないバラク・オバマのノベール平和賞の受賞は失笑を誘われるが、件の人物が普通に受諾したことについては、ある種の意思も受け取れる。
やはり今後、米帝政府は自国の自衛のためのアフガン以外では、国際紛争を調停するために海外派兵することには消極的になっていくという方針をかなり固めているのではないかということだ。ロシアとの融和を進めたし、ノベール平和賞で自らの手足を縛った米帝オバマ政権はペルシアにもあまり圧力を掛けられなくなり、イスラエルですら見捨てられそうである。

とりあえず、日本の政治は民主党が今年8月の総選挙に大勝利したことは良かったんじゃないかな。
「媚中」「反米」の鳩山由紀夫を危ぶむ声が右寄りの人に多かったけれど、それも杞憂っぽいじゃないか。
安倍晋三や麻生太郎なんかは明らかに媚米なのに、どちらも宰相に就任してから米帝の大統領と面会するまで、かなり待たされていただろ。
鳩山みたいなのが就任から1ヶ月足らずでオバマと会談を持ったこととか、海上自衛隊が給油を止めるって言っても何も苦言されなかったこととか、驚かされることばかりだ。

もし、そんな世界の空気を読み間違えて媚米を続けていたら、却って日本の国は孤立に進むことになっていただろう。
時事系のブログや掲示板は、民主党に否定的な者が多いが、この頃、「日本のインターネットって井の中の蛙なのかな」っていう印象が尚更強くなってしまう。

俺は選挙の前、幸福実現党などという政党の政策を批判する趣旨の記事を何度か書いたが、それは良くも悪くも自民党の媚米右翼の本性が分かり易く表れていたからである。

下記を挙げると、今日の本題から少し逸れちゃうんだけれど、奥谷禮子って規模の小さい会社の経営者ながら、 発言に爆弾が多くて存在感が大きい。いや、小さい会社だからこそ、構造改革派の下品な本音を放言できるところがあることも臭うというような話なのである。

天木直人のメールマガジン 要約 2月17日―19日分

 2009年2月17日発行 第0060号

 奥谷禮子が強気発言を続けられる理由

 奥谷禮子はかつて派遣社員を切り捨てるような発言をして世間の反発を買った。その後しばらく静かだった。しかし、派遣社員問題が大きな社会問題となり、政治問題になってからメディアに露出する機会が増えた。しかも強者の論理を臆面もなくかざすようになった。あたかも開き直ったごとくだ。ヒール役を買って出ているようだ。
 この現象について週刊現代2月28日号で保守評論家の福田和也が見事に次のように語っている。

  「・・・ザ・アールの従業員は、90人足らずであり、売上高は、35億円であって、いわゆる中小企業の域に納まるものだ。その社会的な輝きの大きさと、本業のつつましさのコントラストについては、こもごも考えざるを得ない・・・小企業の社長ながら、財界人なみの存在感を奥谷が有しているのは、大企業の経営者たちの本音を、自らの言葉であけすけに語ってみせるからだろう」

 なるほど、納得できた。奥谷の強気の発言の裏には財界重鎮の庇護があるのだ。いや、財界だけではない。おそらく今の日本の勝ち組はみな、内心では奥谷のような考えを心の底に秘めているに違いない。奥谷の発言を内心歓迎しているのだ。
 日本社会はその意識においても格差社会になってしまった。世論が分断されているのだ。政治が大きく変わらない、変われない理由がそこにある。

http://www.amakiblog.com/archives/2009/02/post_1133.html

ここで俺が何を感じているかっていうと、俄かに出てきた幸福実現党とかいう政党、その党首であり、母体となっている幸福の科学の教祖の大川隆法っていう人物は、奥谷禮子とイメージが重なって見えるところがあるという皮肉だ。
大川の発言や著書には、媚米右翼の本性が明け透けに表れているということだ。
雑魚みたいな政党の党首だからこそ、小企業の奥谷があけすけに発言しているように、無茶苦茶なことを言っていられるように見えたってことだろうか。

米帝の国民はイラク戦争に大儀が無かったことを認識すると、すっかり自信を喪失し、多くの将兵が傷ついたこともあって、それが「世界の警察官」を地位を返上し、覇権をG20体制に禅譲する方向に傾いている。
でも、そうならないで欲しい。自信を持ち続け、責任を果たし続けて欲しい。

大川は選挙の直前に著した著書でそんなことを訴えているし、それが多くの媚米右翼の考え方なんだろう。
俺はこれを読んで呆れたんだけれど、それって、人を轢き殺してしまったドライバーに向かって、助手席に座っている奴がひき逃げを勧めているのと同じですよ。

少年ジャンプに連載されていた漫画で、ストーンオーシャンっていう作品があった。
荒木飛呂彦の《ジョジョの奇妙な冒険》の6番目のシリーズで、主人公は空条承太郎の娘のジョリーンっていう少女である(これが1992年生まれ、物語が始まった時点では19歳という設定で、物語が展開する年号は西暦で2010年ということになる)。
確か、冒頭はそのジョリーンが資産家の御曹司とそれとグルになった悪徳弁護士にハメられて、ひき逃げの罪を着せられ、更に弁護士に騙されて司法取引に応じてしまい、重い懲役刑を食らったんだよね。

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日本はそんな外交方針を取ったら、それと同じように米帝にハメられることにもなりかねなかったかも知れんぞ。

今まで何度か書いてきたけれど、莫大な財政赤字に苦しむ米帝は、それを棒引きにさせる口実を探していることだろう。
過去、ユダヤ人が迫害されてきた理由だが、金融業を独占していた(押し付けられていたとも言うか?)こともある。しばしば、借財に苦しくなった為政者は、「ユダヤ人は悪いことをやっているから、借りた金を返す必要は無い」みたいな大義名分で踏み倒してきたわけですよ。
アメリカ人は何か口実を設けて、日本を昔のユダヤみたいな悪者に仕立て上げる陰謀を用意しているかも分からない。
ここのブログの半年ぐらい前のログにテンプル騎士団の末路という記事がある。これは最初はあまり深く考えないで、気侭に想像で書いてみたんだけれど、自分で何度か読み返して、アメリカ人の気質を考えてみれば、冗談ではなく、近い将来、本当にそういうことが起こりかねないなと思っている。武田了円のトンデモ本が警鐘を鳴らしてるとおりのことが、な。

しかし、だからといって、民主党の政策の何もかもに高評価を下しているわけではない。
海上自衛隊の給油活動の撤退については反対的に考えている。小沢や岡田なんかはその替わりに、アフガン本土に人員を派遣して、他の貢献活動を模索しているみたいだが、給油で十分に面目が立っているのに、何でわざわざ派遣される人員を危険に晒すことを考えるかなって危なっかしく思う。
俺は自公政権の政策の殆どに批判的だったが、これだけは消極的に支持していたかもね。
『東アジア共同体』の愚かさについては、前も書いたから繰り返さない。

雇用対策なんか、自民党と殆ど大差ない。何もできませんと言っているようなもんだ。
左派よりの俺でも思うんだけれど、池田信夫が訴えているみたいに、特に大手企業の正規雇用の解雇を緩和して、それ以外の労働者との格差を解消していかないと、日本経済はジリ貧なのでは。
やはり、連合が支持母体の政党には無理な相談ってことですかね。

マエピーが国土交通相になって、公共事業が大幅に削減されるのは良いとして、雇用の受け皿はどうするんだというビジョンが無いわけですよ。
一部のメルマガじゃ、「前原は民主党内の獅子身中の虫! 公共事業を思いっきりリストラすることにより、雇用の悪化を促して、日本を媚米右翼・構造改革派が望んでいるように、今までの米帝みたいな『景気対策のために戦争する国』に作り変える陰謀を実行している。今すぐ罷免するべきだ!」だなんて言っている者もいるぞ。

まぁ、俺はそこまで言いませんが、いずれにしろ、失業や倒産が減らなければ、民主党も徐々に支持を落とし、3〜4年後は自民党が政権を奪取するんだろうが。

となると、やはり、最悪の展開に向かっていくんだろうか。今の国内外の情勢・世相は全盛期の二大大戦間期・世界恐慌後に酷似している。
世界はグローバル化した経済・金融の弊害がここまで深刻に見られて、ブロック化に行っちゃいそうなところとか、国内は雇用の流動化を反省し、終身雇用の長所が見直される風潮が募っているところとか。
つい最近に始まったことじゃないが、今のどこの地方の自治体でもゴミの分別を推進しているよな。分別を確実に行えば、資源として再利用できる物が多いからである。こういう時代だから、国策としても重要視される一方だと思う。
これって、大戦間期・大戦中も大々的に行われたことなんですよね。
このままだと、雇用問題は『島津奔る』の石田三成の発想(朝鮮出兵)に行きそうである。「昭和初期の南洋開発や満州国建国ようなことでも起さないと、問題を吸収できないところまできている」って考えられるようになっちまう。
前に幸福の科学の信者の書き込みがあったが、行間を読めば、日米同盟を基本にした武力も交えて、北鮮や中国の民主化を模索する未来も想定しているように受け取れるだろ。
昔の満州も大陸での通商の拡大をめぐって、日米の利害が対立するようになって、あの大戦争になっていったわけだ。
これからだって、どうせ企業は外需依存を変えられないだろうから、中国っていう大きなマーケットをめぐって、日米経済の利害の衝突も想定の範囲内だ。

まぁ、このまま民主にやらせても、自民に政権を短期で奉還しても同じ末路が見えている。どっちも国民生活に百害あって一利無しの移民の受け入れはヤル気満々だし、日本が滅亡する確率はほぼ同じですね。

もし、我々の子孫が難民になってしまうほど、世界の情勢が悪くなったら、テンプル騎士団の末路や武田了円のトンデモ本みたいに世界中から迫害の対象になるかどうかでは、苦しみは乾坤の差だ。媚米で拙速に改憲をやりたがっているような思想の奴らこそ、我々の子孫をそういう地獄に導きかねないんじゃないかというのが、今まで何度か書いてきた俺の考えなんだけれどね。

じゃあ、将来、そういうふうに《テンプル騎士団》の二の舞を未然に防ぐ手立てはあるのか?

米帝は借金を踏み倒すために、日本を昔のユダヤみたいな悪者に仕立て上げる陰謀を目論み、中国や朝鮮の反日感情も利用して、国際世論も誘導しよう図ったとする。
武田了円が懸念するとおり、未来の日本人は昔のユダヤ人みたいに、世界中で迫害の対象になっちまう恐れがある。

これは駄猫ブログの船中八策の仮の発想である。

ずっと前、ある暴論系のブログに「クーデターで《売国政権》を倒す」だなんて妄想をまとめた記事があったのを読んだことがあるが、米帝にはそれを静観してもらう見返りに、債権の一部放棄を交渉材料として申し出るだなんて書かれていた。

要するに、反日勢力の機先を制するため、それと同じことを思い切ってやる覚悟も必要になってくるのではないかって話だ。
徳川慶喜が倒幕勢力の大義名分を潰すために、自分の権力を朝廷に返上したように。

「今まで悪いことばかりやってきた日本人だから金を返す必要は無い」と開き直られ、中国や朝鮮を筆頭に世界中の賛同を集めてしまう前に、借金を棒引きにして恩を売りつける形に持っていき、そんなことを言い出せないようにしちまうことだ。
2009/10/29 22:15|新革命思想、明治維新レジームからの脱却TB:0CM:0
 

婚活詐欺 

昨日辺りから、世間はこの事件のことで持ち切りである。

総額は1億規模の疑いも=結婚詐欺容疑の女に−男性死亡で練炭購入・埼玉県警

結婚話に絡み詐欺容疑で逮捕された無職の女(34)=東京都豊島区=の交際相手だった会社員大出嘉之さん=当時(41)=らが相次いで死亡した事件で、男性から女に流れた金の総額は1億円規模に上る疑いのあることが28日、捜査関係者への取材で分かった。
 女の周辺では、大出さんや千葉県の安藤建三さん=同(80)=ら4人が死亡。大出さんの遺体が見つかったレンタカー内にあった練炭は女が購入しており、埼玉県警などが一連の不審死の解明を進めている。
 県警によると、大出さんの遺体は8月6日午前7時すぎ、同県富士見市の月決め駐車場にあったレンタカーの後部座席で発見された。
 捜査関係者によると、2人は昨年夏にインターネットの出会い系サイトで知り合い交際を始めた。大出さんは女に「結婚資金」として約500万円を渡していたという。発見前日のブログでは結婚直前の喜びを書いていた。
 大出さんの遺書などは発見されず、血中からは睡眠薬の成分が検出された。死因は一酸化炭素中毒だったが、助手席にあった練炭は女が購入していたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091028-00000093-jij-soci

事件のあらましについては上記のニュースなどを読んでもらうとして、埼玉県の富士見市の駐車場で殺害されたと思われる被害者が生前、書いていたブログが特定され、ネットの界隈もいつもの大騒ぎである。

被害者の41歳の会社員の男性が書いていたブログは、基本的に趣味のミリタリー系模型の話題がテーマだが、最後に書いた記事の中で、結婚が迫っているという自分の私生活の報告も含まれていた。
死者に鞭を打つようなことを言ってしまうが、その記事の中には相手の両親に挨拶に行く時に持っていく手土産を撮った写真がアップロードされているんだけれど、アレは無いだろと呆れたもんだ。
41にもなって、そういう大事な席に萌え系のキャラクター・イラストが印刷された包装の品物を平気で持っていこうとするなんて、何かズレていたものを感じる。

被害者は最後まで騙されたことに気付かないまま、死んだのだろうか?
せめて、そうであって欲しいような気はする。

被害者のブログに「何も殺さなくても」って書き込んでいる者がいるが、もし、そうじゃなかったら――被害者が殺されていなくて、騙されたことを覚ったらどうなるだろうか?

加害者の女の悪女っぷりに仰天するが、今までどんな生い立ちなのか、どういう環境で育ったら、そうなるのかと想像すると、子供の頃、家庭や学校でよっぽど酷い人間関係を体験してきたんだろうか。貧しい家庭に育って、保護者から虐待を受けていたとか、身内や信用していた親しい人間に裏切られたり、騙された経験でもあって、それで心に傷を負っているうちに性格がそのように歪んでしまったのかも知れないな。

この女に騙された男たちの中にだって、生きていれば、こんなふうに心がねじ曲がって、人生が狂ってしまう奴がいても不思議じゃないような気がする。中には、自分も騙す側に回って、人生を転落していってしまう人もいるかも知れない。
親に虐待された奴が自分の子供を虐待し易いように、会社の上司とか部活とかの先輩に苛められた奴が後輩を苛めるように。

何というか、そういうことを考えたら、騙されたことが分からないまま眠っているうちに死んで、その生前のブログが特定されて、全く面識の無い大勢の人からも悼まれるていることってさ、騙されたことを知って、傷を負って生きるよりも良かったかも知れないんじゃないかなとも思ってしまったりするんですよ。

もしかすると、被害者は両親から結婚をうるさく言われていたのかも知れないな。だとしたら、両親はそのことを悔いたりしてしまっているんだろうか?

ここまで悪女じゃなくても、昨今の婚活女って本質的な性格はこういうのが少なくないような気がするよ。男をATMとしか考えていないっていうかね。

隠れてピルを飲んでいた妻 かけい 2009年10月17日 20:57

42歳既婚男性、34歳の妻がいます。
結婚相談所で知り合い、結婚4年目になります。
一向に妊娠しないので産婦人科に通って不妊治療を始めようとしていましたが、
ある日、主治医から「奥さんはピルを飲んでいないか」と言われ、
問うてみたところ否定してそれ以上は追及しなかったのですが、何か隠し事をしている様子があり、
ある日妻のIDでログインしたままのパソコンを見たところ、
お気に入りに、ピルを購入できる近隣の医療機関のページを入れており、
履歴にも、ピルの服用方法や購入に関するページにアクセスしている形跡があったので、再度追及したところ服用していることを明かしました。

なぜそんなことをしていたのか、子供を作れないじゃないかといったところ、 子供が欲しくない、だけど拒否したら離婚されると思ったから、隠れてピルを飲むしかなかったと言いました。

なぜ子供がいらないか、結婚するときに約束したではないかと聞いたところ、子供を産まないというと結婚してもらえないから仕方なく嘘をついた、子供を産みたくない理由は分からない、毛虫やミミズに触りたくないのと同じレベルでとにかく理由もないのに嫌悪感が走るのだ、独身やバツイチでは世間体が悪いし、
派遣など女性ができる仕事では人間らしい生活が望めないから、離婚しないでくれ、と言いだしました。

婚前交渉はしない主義だからと言われ結婚前は一度も肉体関係を持ちませんでした。
結婚後も妻から誘ったことは一度もなく、私が強く求めて、ようやくさせてもらっているという感じでした。

妻とは、別れないでと言われたこともあり、何より好きなので別れたくないですが、子供は欲しいです。
私たちはどうすればよいのでしょうか。

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/1017/269507.htm?o=0&p=0

上記のような掲示板の投稿に書かれている卑怯者とか、わざと塩分多目の食事を出して、亭主の寿命を短くすることを図っている奴とか。
怖いですよね。婚活サイトや結婚相談所には近づけないわ。

どうしてもそういうところに行きたいなら、最初の自己紹介の時に職業は警備員とか運助とか、そういう低賃金の差別され易い職業名を言った方が無難だろうか。
露骨に金目的の女はそんな職業名を聞くだけで離れていくだろうし、そういうふうに相手の職業で露骨に距離を置くような人間の中には、そういう酷い詐欺をやる者はあまりいないって気がしますしね。
2009/10/28 22:08|司法、刑罰、犯罪TB:0CM:3
 
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