駄猫の時事放談

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kayin(カイン)

代表者:kayin(カイン)
無位無官の浪人。
ですが、明治維新レジームとグローバリズムでボロボロになった日本を立て直す方法を考えてみたいと思います。

しばしば、わざと極端なことを書いたり、妄想に走ったりしますが、なにとぞ一笑に。


【思想の基調】
消極的護憲。経済思想はやや左。
特に支持している政党は無し、信仰している宗教はありません。無神論に近いかも。


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中国に進出しているセブンイレブン 

NHKの『クローズアップ現代』という番組で、中国市場に進出した日本のコンビニ会社(去年の4月に進出したセブンイレブンと、もっと以前から上海で展開しているローソン)のことが特集されていたので、観てみました。

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2005/0504-4.html#wed

セブンイレブンは「日本で成功させたモデルをそのまま中国に持ち込んだ」そうだけれど、当初は上手くいかないことが多かった。経営陣が中国の慣習とかを把握しきれていなかったこともそうだけれど、現地の倉庫・物流会社がピース単位での商品の仕分けに応じてくれなかったことが、売上の足を引っ張っていた。
物流会社の作業員がピッキングリストを見ながら、「こんな細かい仕分けなんか、メンドーだ。できねーよ!」って怒っている場面が映し出された後、未納率の高さを示すデータが示されて、現地法人のオフィスで、社員が物流・倉庫の会社に電話でクレームをつけている場面に続いたが、そうした努力によって、必要な物を、必要な数だけ、必要な時間に供給させることができるようになって、経営が軌道に乗ってきたよという話の流れだった。
中国っていう社会主義の国は元々、クーラーなどの家電を今年注文しても、来年まで待たされるような消費システムだったらしいから、「ピース単位を今すぐ仕分けて納めろ」という要求には戸惑う業者も未だに少なからずいるんだろうなと感じた。
でも、元々、「必要な物を、必要な数だけ、必要な時間に供給させる」システム(かんばん、ジャストインタイム)が最初に考案・導入されたのは自動車産業だろうが、そういう分野については「世界の工場」とか呼ばれているくらいで、とっくに定着しているから、コンビニエンスストア産業も上手くいかないわけがないんだろう。

でも、今はスピードの時代だから、日本で高成長を実現した段階をかなり省略しているんだろうな。
日本の場合、30年ぐらい前に東京で一号店が誕生したばかりの頃はありえなかった。
セブンイレブンジャパンの最初の壁は、問屋がピース単位で商品を卸してくれなかったことだったと記憶している。売れる商品も売れない商品も等しく買い入れることを強いられて、余計な在庫を店に抱え込んでしまうから、経営が続けられなくなりそうだった。それで、周辺地域の雑貨屋だの酒屋だのを説得して十数件をまとめて加盟させることによって、当時の問屋が卸してくれる範囲でグループ全体の在庫を調整できる規模に拡大させることで、最初の危機を乗り越えたのだ。
私は不勉強なので、その後の経緯についてはよく知らないんだけれど、徐々にセブンイレブンと物流会社の力関係は変化して、今では小売側の方が威張れるようになったから、更に機動力の高い効率的な経営ができるんだろう。

話題が中国のことから逸れるけれど、俺はセブンイレブンにも商品を納入している物流会社で働いていた経験がある。私個人は別の納入先の仕分け作業で、直接、件の会社の店舗に納入させる商品には触ったことはないが。
でも、会社の社長から話を聞いたことがあるが、「昔(10年ぐらい前)は仕分を間違えて、欠品を出しても、翌日に納めることができたけれど、今は厳しくなっていて、“すぐに持って来い”と言われる」んだそうだ。
倉庫作業員のピックミスとかのせいで、毎日運行させている会社のトラックに積み忘れたら、臨時で軽貨物をチャーターして、高い運賃を払って届けなければならないから、会社の業績に打撃を与える。
完全実力主義を謳っている会社なんだけれど、そういうミスを出した社員の給料はドンドン切り下げられる制度だ。元々、こういう業種は利益を出し辛いから、ただでさえ賃金が安い。だから、従業員の定着率の悪い会社だった。クルマのローンを抱えていたり、家族を養わなければならない人には厳しいから。
そんな感じだから、会社の雰囲気も悪かったし、俺の一ヶ月後に同じくバイトで入った奴はストレスで胃潰瘍になって辞めたみたいだ。

まぁ、こういう業界には足を突っ込まない方がいいと思うようになったんだな。正月やGWもノンビリできない。
コンビニ会社の社員にしろ、加盟店オーナーにしろ、物流会社の運転手・倉庫作業員にしろ、激務に割に酷い賃金なので、家庭を持って普通の幸福な人生を歩みたいと願っている人のやる仕事じゃない。
中国は大きな市場として魅力っていうだけじゃなくて、安い賃金で重い責任を労働者に押し付けることができそうだという思惑も含まれているような気がする。

今の日本で自殺とかが多い原因は安い賃金なのに、年々、仕事が細かくなってきていて、休みも少なくて、責任が重く課されているせいもあるに違いない。
日本人は世界で最も働かされる時間が長いと言われているが、相次ぐ大企業の海外進出って、そういう労働環境の輸出でもあると感じている。
他の国の労働者はそういうことを受け入れられるんだろうか?
労働者の殆どが有給休暇を堂々と消化している国の小売業の世界って、どうなっているんだろうか?
中国っていう市場に限らず、そういうことに関心があるんだけれど、どこで調べられるんだろうか?

例えば、どこかの会社の株に長期投資を検討しているなら、軽視できない要素だと思う。
海外の企業を有望と思って投資しても、それが労働者を扱き使うことでしか利益を伸ばせないような形態の業種だったら、日本のようには労働者とかにあまり負荷を掛けられなくて、成長を実現できないから、投資で成果が上がらないだなんていう失敗をしてしまうじゃないか。

ところで、わき道に逸れたついでだけれど、中国株なんて辞めた方が良いと思う。
ディスクローズも進んでいなくて、粉飾決算も多くて、中国人の個人投資家でも9割が損しているらしい。
日本人でも中国株投資をやっている人が少なくないみたいだけれど、日本の証券会社ばかりでなく、現地の証券会社にも手数料を取られ、おまけに為替手数料も取られてまでリスクを取る意味って何だろうか?
2005/04/27 11:21|経済CM:0
 

絶たれた未来を美化し過ぎるメディアに疑問を感じていること 

ニュースはご存知の通り、JR福知山線の脱線事故のことがメインで、その次に自民党が郵政民営化の法案の取りまとめでゴタゴタしていることを取り上げている時間が長いな。

しかし、何だろう?
こういう悲惨な事故ってヤツが起こると、メディアは決まって、しおらしく焦点を当てるのだ。亡くなった人の明るい未来が絶たれたことに、だ。
たまたま寝坊でもして、あの電車の発車時刻に遅れたから助かった命があるかも知れないという現実の裏側には、だ。
メディアはあの事故で死んだ人のことを「明るい将来が絶たれた」みたいに美化したがっているようだが、どうなんだろう。こんなことを書いたら不謹慎に感じられてしまうかも知れないが、そのことの逆を考えると、事故で100人ぐらい死んだが、もし事故が無くて、亡くなった人間がこれからも何十年と生きていくとしたら、その中の何人かは他人を傷つけるとか、社会に迷惑を掛ける奴もいるかも知れないってことを見落としている。
「夜遊びがたたって、たまたま寝坊でもして、あの電車の発車時刻に遅れたから助かった命があるかも知れない」という現実の裏には、そういうことも絶対にあると思っている。だから、メディアが「尊い命・希望に満ちた未来」っていう話をするのは変だと思う。
誤解しないで欲しいが、肉親とかを亡くして悲嘆にくれている人のことをどうこう言っているわけではない。
でもさ、一般に想像されているような神仏が真に存在するなら、罪の無い人間が理不尽に命を奪われるわけがないじゃないか。だから、俺はこういうことを書いているのだ。

しかし、これは労働者を守らない政治に問題もあると思う。運転手は職場のストレスで頭がおかしくなっていた可能性が臭うし、朝の電車の通勤地獄ってヤツ(今回の事故は通勤ピークとはズレていたと思うが)も政治が間違っているから、生じているのだ。
でも、真面目に生きている人が理不尽に死んで、私利私欲とかで日本を駄目にした議員や官僚はノウノウと生きているのだ。だから、「明るい未来が奪われた」っていう語りは辞めれって言うのだ。

JR福知山線は同じような区間を運行している阪急よりも運賃が高い。奪われた乗客を獲得するためにハードなダイヤを組んで、時短を売りに乗客を獲得する戦略を取っていて、それを維持するために現場に無理を皺寄せているという問題点も指摘されている。

今週はこの事故に関するニュースの次には大体、郵政民営化のことをやっているが、郵政も他の宅急便の会社との競争でシェアを奪うために、現場に負荷を掛け過ぎるようになった結果、何か凄い事故や問題を起こすんだろうな。
ヤマトのSDなんかも凄いハードな仕事らしいが……。

これはこの前のNHKの「格差社会」の番組の感想でも触れたことだけれど、とどのつまり、日本人の一人一人が便利過ぎる生活を希求しているのも関係していると思う。それで、サービスを提供する企業の従業員は安い賃金で大きな負荷を掛けられて、疲労やストレスで事故とかを起こし易くなっている面もあると思う。だから、資源も食料自給率も無い国なのに、経済大国に伸し上れたんだろうが。
自殺者や無業者が増えているのは、そういう社会に対する失望度の表れなんだろうな。
2005/04/26 11:24|社会CM:0
 

ウコンがウンコという言葉に見えるが 

健康ブームなのか、ウコン(ターメリック)を材料に使った薬を販売しているサイトのバナーをよく見かけますが、「ウコン」という言葉が「ウンコ」に見えてしまう俺は下品なんだろうか?



おふざけ気分で何となく、ウィキペディアで「ウンコ」という言葉を検索してみたら、面白い方言を知ることができた。みかんの産地で有名な愛媛県では、ウンコ(糞)のことを

「ポン」というそうだ。

テレビCMで有名だけれど、愛媛産蜜柑の果汁たっぷりのジュースで、

「ポンジュース」

っていう物があるじゃないですか。愛媛県民の中には、この飲み物のことを「ウンコのジュース」だと勘違いする人がいるんだそうです。

ネタだと思うが、爆笑してしまった。ウッシッシ。

文字通り、糞益体も無いトリビアでした。チャンチャン♪

2005/04/13 22:16|風刺CM:0
 

花粉症は現代病 

例年、この季節になると、花粉症に苦しむ人の声がよく聞かれる。

私の場合、鼻や咽喉が弱いのは年中なので、この季節ばかり辛いということは無いんだけれど、今年に限っては目の痒みがやや気になる程度になっている。

花粉症を引き起こす原因となるスギ花粉を減らすため、杉の木を伐採しろという意見が時折、出ることもあるが、今回はそういう意見に対して疑問点を提示する。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87

花粉症も発症の原因が完全には究明されていない病であるけれど、私個人はふたつの仮説が有力じゃないかと睨んでいる。それは食生活と自動車の排気ガスだ。

特にここでは排ガスについてを取り上げるけれど、花粉単体では人体に与える影響は無いのだ。しかし、平たく説明すれば、排ガスに含まれている窒素酸化物(NOx)と混合することによって、花粉症を発症させられるという仮説なのだ。複合汚染だ。

私は学が無いから、科学的に詳細に証明することは書けないけれど、明らかにそうだと思っている根拠を挙げる。

それは過去の歴史上のことだ。
もし、花粉症という疾患の原因が純粋にスギ花粉などによるものだとしたら、それこそ、大昔から人は悩まされ続けてきたわけだ。
でも、昔の人が花粉症に悩んでいたという話は聞いたことが無い。
どういうことかといえば、例えば、中学や高校の国語や日本史なんかで暗記させられたが、明治時代の小説やら詩歌やらもそうだけれど、もっと大昔に遡れば、読み書きのできた有閑階級が書いた古文が山ほどある。でも、その中にひとつでも、花粉症の悩みを綴った文章を見掛けたことがあるだろうか?
百人一首の中にひとつくらい、花粉症に悩んでいる人の気持ちを歌った文があったって、不思議じゃないじゃないか。
杉を伐採すれば、花粉症を防げるという理論が正しければ、昔の人も花粉症に苦しんでいた記録が残っているのが道理なのだ。
でも、昔はそんな病気は無かっただろう。あれば、民間療法的な知恵も言い伝えられている筈なんだが、そういうものも聞いたことが無いのだ。

そういう観点から、私は花粉症が現代の病なんだと確信を持っている。

きっと、花粉症の対策を適切に行うことは、企業の利益と一致しないから、なかなか真面目に検討されないのだと思う。「杉を伐採すれば……」という意見が出ることがあるのは、そのことを隠蔽する行為なのだ。
こうして考えてみると、産業社会の倫理は、水俣病やら、四日市喘息やら、イタイイタイ病やら、ヒ素ミルク事件やらがあった時代と何も変わっていないんだと感じる。

対策としてやるべきことは、食生活の改善やマイカーの規制であって、杉の伐採などではないだろう。

実は鬱病や統合失調症みたいな精神の病気の原因も、「産業」と「自然」の相克に端を発しているところがある。

でも、俺はここで社会の不正を糾弾するとか、自然保護を訴えるだなんて、奇麗事をやるつもりで、こういう文章を書いているわけでもない。
よく考えて選ばなきゃいけないという自戒のような意味合いなのだ。
2005/04/10 11:37|環境問題CM:0
 

上から読んでも下から読んでも 

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050410/mng_____sya_____009.shtml

朝刊の三面の物故者の記事が、ちょっと気になりました。
清家清(せいけ・きよし)という建築家が亡くなったそうですが、昔、テレビでよく流れていた、海苔のメーカーの「山本山」を思い出しちゃって、不謹慎ながら面白く思ってしまったんですよ。人名でもこういう名前があるんだな。上から読んでも……、下から読んでも……。

しかし、驚くのは早かった!

この清家清という人物には娘がいるんだけれど、その名は「清家いせ」さんというのだ。上から読んでも「せいけいせ」、下から読んでも「せいけいせ」。
誰が名前をつけたんだか知らないけれど、父親の名前が名前だから、ウケ狙いの意図も含まれていたに決まっているのだ!?
そういうことを察すると、「清家せい」さんという女性のことが少し気の毒に思えてきます。

http://www.geocities.jp/nametantei/same.html
2005/04/09 22:14|珍事件、マヌケなニュースCM:0
 
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