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辻ちゃん、女の子を出産!名前は「希空」、母子ともに健康
今年6月21日に俳優の杉浦太陽(26)と入籍した歌手、辻希美(20)=写真=が26日午前零時45分、第1子となる女児を出産した。
2人は所属事務所を通し、連名で「新しい命を授かった今、言葉にし尽くせない感動と人の親になった責任を深く受けとめております。とはいえ、まだまだ若輩者の私たちではございますので、皆様、今後とも宜しくお願い申し上げます」とする喜びのコメントを寄せた。赤ちゃんの体重は2730グラム。名前は希空(のあ)と命名した。母子ともに健康で、産後の経過も良好という。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200711/gt2007112715.html
昨今は一部の芸能人カップルに限らず、授かった子にトンデモな命名をするモンスター・ペアレンツが増えているらしい。
これは10年以上前のことだが、「悪魔」っていう名前で出生届を出そうとした父親がいて、役所がそれを受理しないことを強くゴネたことで、新聞やテレビで取り上げられるほどの騒ぎに発展してしまった出来事があった(結局、最後は別の名前で出したそうだが)。
一時、その父親はちょっとした有名人になってしまって、全国ネットのバラエティ番組に出演しているところを見たことがある。
その時、たまたま、自分は両親と一緒にテレビを見ていた記憶があったが、親は「いかにも水商売をやっている感じの男だな」などと、口から出た言葉は侮蔑が濃かった。
まぁ、変な名前をつけられている子供の親に対する世間一般の視線は、そんなものだとは思う。
多分、その「悪魔」は今、中学生か高校生ぐらいだと思うが(記憶が曖昧だが、あの騒動はバブル景気が崩壊してから、何年かが過ぎた頃だったと思う)、これは何ヶ月か前、ある大学教授が書いているブログか何かで読んだ話だ。
偏差値の高いエリート校と学費さえ払えば、馬鹿でも入れるレベルの大学の質の格差は、学生の名前にも表れているらしい。ぶっちゃけて言ってしまえば、偏差値の低い大学には、変な名前の学生が多いんだそうだ。
今年は平成19年だから、今の大学生はバブル景気の末期に生まれたことは、日本の教育は飛び級なんて殆ど無いんだろうから、単純な引き算で分かるだろう。「悪魔」よりも先に、親に変な命名をされてしまう子供が増える社会現象は始まっていたってことになる。
下記のサイトは変な名前の実例報告が集められているようだが、信じられない名前の数々だ。
なんだか、昔の少年マガジンなどに頻繁に掲載されていたヤンキーが出てくるような漫画に登場する暴走族のリストでも見せられているような感がある。
http://dqname.jp/
例えば、腸(ひろし)だなんて、初めての人は絶対に読めるわけがない・ありえない読み方だろう。
流石に愛子エンジェル(あいこえんじぇる)とか、ポチ男だなんて、ネット上の釣り目的のいたずら投稿としか思えない、そんな名前の子供が実在するわけがないと思われるものも多いがな。
麻楽(まら)とか、亜成(あなる)もそうだろう。そうじゃなきゃ、これで女の子っていうんだから、酷すぎるぜ……。
創価だなんて、直球過ぎる名前もあるが、その子供の将来は就職や結婚の時に場合によっては、差別にあうケースも心配される重い名前である。
逆に履歴書の内容が酷くても、一発で採用してくれそうな会社も多いかも知れないがな。
いずれにしろ、いくらなんでも、笑いを取るための釣りが大半だろうという気はする。
それでも、半分ぐらいは実在しているんだろうが、「悪魔」のケースのように、奇抜な名前の受理を拒否する役所の方が少数派っていう気がする。
しかし、親に変な名前をつけられた方は名前のことで、社会生活を送る上で嫌な思いをすることが多いだろうし、成人するまでは学校でイジメの標的にされ易いかも知れない。
昔、ロッキード事件で世間が大騒ぎになっていた頃だが、角栄っていう名前の子供が、「名前のことで苦痛が多い事情」を訴えたら、司法に改名を認められたケースがあるらしい。
裁判所は「姓名判断で調べたら、悪かったので変えたい」ぐらいの理由では、殆ど認めないと思う。
だが、その程度ではない事情、親につけられた変な名前に苦しんでいる子供が改名を訴えるケースが、今でも世間に知られていないだけで、意外と増えているのかも知れない。
そんなトラブルが増えてくると、親からもらった名前の他に、成人の時に自分でつける名前――昔の中国の字と同じような概念が必要になってくるかも知れないな。
そういう変な名前を背負わされた子供にとって、親からもらった名前は文字通り、忌み名でしかないだろう。
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| 2007/11/27 08:00|司法、刑罰、犯罪|CM:2|▲
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消費税の税率について、議論が戦わされているが、もし、自分が今の内閣総理大臣だとしたら、国民の関心が何かのスポーツの祭典とか、北朝鮮拉致問題とか、ショッキングな犯罪のニュースなどに集中しているところを見計らって、数年後に大幅な税率のアップを決めてしまうだろうな。
所詮、改革推進者で鳴る政治家だろうが、外資から派遣された経営再建請負人の社長だろうが、若者に金を回さない高度成長期の世代の人間にしろ、すぐに出る成果を要求される風潮の社会だから、自分の任期の間だけ景気が良くなれば、後のことなんか知ったことではないのだ。
消費税の税率を引き上げる時期がハッキリと決まると、どんなことが起こるかといえば、駆け込み需要の拡大が予想される。
例えば、不動産取引の場合、消費税は建物の購入に課せられる(売主が個人の中古物件は掛からない)が、現行の税率で1500万円の物だったら75万円だ。それが5%上昇すれば、150万円の課税になってしまうが、キャッシュで買ったとしても平均的な会社員の二カ月分の収入ぐらいの差になるし、長期のローンを使った支払い総額だと相当な差になってしまう。
そんな計算例を見ると、税率が上る前に慌てて買いたくなる人が増えてくるだろうから、一時的な内需の拡大が見込めるのである。
所謂、「ドーピング」みたいなもので、税率の引き上げ後は反動で不景気風が強くなるだろう。
でも、自分の任期の間さえ、上手くいけばいいんだから、首尾よく退職金をもらえれば、後のことはどうでもいいのだ!
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| 2007/11/21 23:00|政治|CM:0|▲
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部屋で着ぐるみを着て生活するのは普通のことなんですか?
同棲している彼女がドラえもんの着ぐるみを買い、部屋着にしているのですが、「かわいいけど、部屋で着ぐるみを着るのは変だよね」と指摘したら喧嘩になってしまいました。
着ぐるみを着られて嫌なわけではありませんし、かわいいと思うのですが、着ぐるみは催事のときに使う特殊なもので、それを普段着にする感覚は普通じゃないと思うのですが、彼女は「変じゃない、これが普通だ」「友達の誰それも着ていると言っていた」といって頑なに譲りません。
その一方で、彼女は筋金入りのネット嫌いなので、「ネットばかりやっているような人はオタクで気持ち悪いから嫌い」と公言し、僕が部屋でパソコンをいじっているときもあまりいい顔はしません。僕が彼女と同じように反論すると、「私にはわからない、私の友達はみんなネットなんてやらない」ととりあってくれません。(ちなみに僕はパソコンもネットも大好きです)
着ぐるみを着ないで欲しいわけでも、ネットを好きになって欲しいわけでもなく、感覚の「ずれ」を自覚して欲しいだけなのですが・・・。彼女の言うように、「部屋で着ぐるみは普通、ネットは変」が世間では普通の感覚なんでしょうか?
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2007/1115/156502.htm?g=11
最近は若い女性の間で、普段着に着ぐるみを着ることが流行っているらしい。
俺はもう、若いとは言えない歳だけれど、オッサンには理解できない趣味なのである。
人に流され易い性格の奴は、こんな女性と交際していると、そのうち、黄色い長袖のポロシャツとピチピチの黒い短ズボンと異様にデカい伊達メガネを身につけて過ごすように言われそうですな。
でも、上に「オッサンには理解できない」などと書いたが、1年ぐらい前、『SPA』っていう週刊誌に変な記事が載っていたことを覚えている。
会社を退職して、ウサギの着ぐるみを着て、徒歩で日本中を旅している30代半ばの男性の話だった。確か、その本人が書いているブログがあったような気がする。
そんな格好で外を歩いているから、胡散臭い目で見られるのも道理で、警察官に職質されることも度々だそうだ。
今の若い女性の感覚がこうなら、10年ぐらい先は着ぐるみで外を歩く人も珍しくなくなるのかも知れないな。
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| 2007/11/20 23:00|ネットウォッチ|CM:0|▲
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『北斗の拳』のテレビアニメのDVDを観ている。
最近のアニメのDVDは、ディスク1枚に2回分しか収録されていないことが当たり前なのに、このシリーズは1枚のDVDに6回の放送分が収録されている。
しかも、それが26枚もあるから、全部観るまで結構、時間が掛かる……。
実はこれを観るのは、ほぼ初めてだったりする。漫画は愛蔵版を全巻揃えて持っているんだけれど、テレビは殆ど観たことが無かった。
残虐な描写が多いから、私のウチは観ることを禁止されていたかも知れない。
今の時代なら、深夜でなければ、放送できないような内容だ。DVDの各巻の冒頭では、「現在では不適切な表現が含まれますが……」のテロップが挿入されている。
昔と比べて、今のアニメは配慮しなければならないことが、とても増えていることが察せられる。
今、同じジャンプで連載中の作品で、アニメも放送されている『ワンピース』だが、原作では、ある登場人物が「孤島で飢えを凌ぐために、自分の足を岩で叩いて切断して食べた」なんていう話がある。
ところが、アニメ版では、その登場人物が片足を失った経緯は、「沈没する船の錨の鎖に巻かれて、切断してしまった」という話に書き換えられていた。
他にも色々と描き換えられている場面が多いらしいが、今は何でも子供に神経質な時代だから、配慮しなければならないことが多くなっているのだろう。
俺は『北斗の拳』が流行している時代は小学生だったが、すぐ上が団塊ジュニア世代で子供の数が多く、少年ジャンプの作品を観ていた人は、そのくらいの世代が多数だったと思う。
しかし、今は少子化で、漫画雑誌の市場は縮小しているから、小学校ぐらいの子供よりも、もっと上の年齢層を中心に広く相手にしなければ、商売にならない。
それでも昔と比べて、神経質にならなければいけないことが増えている。
そして、「神経質になり過ぎているな」と感じる出来事がある。
『ワンピース』だが、鉤十時(ハーケンクロイツ)を模した紋章を刺繍した旗を持っている組織が登場したのだが、その紋章が最初の掲載後に他のデザインに描き換えられる出来事があった。
多分、昔のドイツのファシズム政党を連想させられるから、そういうことになったのだろう。
10年ぐらい前、ある雑誌が「強制収容所にガス室は無かった」なんていう説を載せたら、圧力をかけられて廃刊に追い込まれる出来事があった。
きっと、そういう前例があるから、神経質になるのも道理なのだが、出版社は自分で規制の範囲を広げてしまった事実は、ちょっと怖いことだと思う。
大体、昔のドイツでは、鉤十時を自分の家の紋章に採用していた貴族や騎士が珍しくなかったのだから、「鉤十時=ナチス」だなんて連想するなら、極端過ぎる気がする。
こういうことも多いし、今の日本の社会って、やたらと「子供を危険や有害な情報から守りましょう!」っていう掛け声が多い。
そういう名目で、表現に規制が増えていくんだろうか?
最近になって、レンタルで出た古い作品を観ると、よく、「現在では不適切な表現があります……」などというテロップが出てくる。
ドンドン規制だらけになって、窮屈な社会になっていくのが怖いというか、寂しいというか、複雑な気分にさせられる。
出演者:神谷明、 鈴木三枝、 鈴木富子、 千葉繁 収録時間:150分 レンタル開始日:2003-04-11
Story80年代に大ヒットした格闘アクションアニメをDVD化。核戦争で荒廃し暴力が人類を支配する時代、ケンシロウは最強を目指し戦いつづける。第1話「神か悪魔か!? 地獄にあらわれた最強の男」から第6話「悪魔の手配書 七つの傷の男を狙え!」までを収録。 ( 詳細はこちら)
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| 2007/11/19 08:00|漫画、アニメ|CM:0|▲
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「中国の男余り」のニュースから書き出した前回の記事の続き。
今日は過去の日本の皆婚社会について、思っていることを少し書いてみる。
端的に言ってしまえば、日本の一夫一婦制、皆婚社会も、他の近代国家と同じ目的で成り立った。
中国の政府は、「男女の数の不均衡が拡大することにより結婚相手の見つからない男性による反社会的、暴力的な行動が増える恐れがある」ことを懸念している。
今の日本は格差社会などの要因で非婚が増えているが、その社会現象について、中国の政府が懸念していることと同じ内容の警鐘を発している有識者だっている。
俺は「だから、何か対策をやって、非婚を減らさなきゃいけません」だなんて訴えるつもりはない。
ただ、自分が感じるようになった違和感について、少し書いてみたいだけだ。
今の中高年層以上の世代では顕著だが、ある程度の年齢の独身者に対する目は厳しかった。社会的信用は低く、会社で出世が不利になったり、何かと偏見の目で見られがちだった。
また、ネットを見ていても、今でもそれを引き摺っている人が少なくないことが分かるが、特定の家族形態を異様に礼賛し、それから外れている人(離婚歴とか、両親が揃っていない家庭とか)に対する差別のような感情も根強いだろう。
自分は多感な時期にバブルが崩壊して、社会が変化してきたところを見てきたせいか、そんな日本の皆婚社会の風潮に、行き過ぎたものを感じているところがある。
今は将来の年金や労働力が不足する懸念で、非婚を批判する声があるが、人口の増え過ぎが問題だった過去は、それが非婚を批判する理由として、挙げられることなど無かっただろう。
だとしたら、やっぱり、「独身者は反社会的、暴力的な行動に走り易い」という意識・懸念が濃かったのだろう。
小倉千加子というフェミニストの人のある著書に、「学生運動に熱心だったところに惚れて結婚したのに、入籍後は会社の忠実な僕になってしまった夫の姿に愛情が冷めてしまった主婦」の心理の話が載っていた。
誰でも結婚すると、保守に回るっていう人間の性質を端的に表している話だとは感じる。
要するに、政府や企業が婚姻を推奨しているのは、社会に何か矛盾などを感じても、余計な運動に精を出さずに労働と納税に勤しむ国民に仕立て上げるためなんだろう。
それなりの年齢になっても独身でいる奴は所帯持ちと比べて、責任を負っていないから、仕事に対する姿勢が軽いっていう目もあっただろう。今でも配偶者の有無は、銀行で住宅ローンを組む時の審査にも影響してくる。
だが、そういう慣習には負の面もある。
天木直人 6月26日名古屋講演その2
例えば、上のリンク先の動画はタイトルの通りなのだけれど、米帝のイラク攻撃を支持した小泉政権に異議を訴えたために外務省をクビになり、更に自分の主張を世に問うため、この前の参議院選挙に立候補した人の講演会の映像である。
何を話しているのか、簡潔に説明すると、イラク戦争支持にノーを訴えることも、自分の退職金を注ぎ込んで、選挙に立候補することも、奥方の強い反対を押し切ってやったという回想なのである。
「あんた一人がそんなことをやっても、自分が損するだけだ」と。
多分、この講演を聴いて、胸を打たれる人が少なからずいると思うが、それは何故かって言うと、普通の人にはできないことをやっているからだろ。
つまり、国や企業が社員に専業主婦や子供を養うこととか、住宅ローンを背負わせて働かせるのは、こういう悪い意図もあるんだろうな。
組織ぐるみで悪いことをやっても、それを告発する者を未然に防ぐためだ。
つまり、「学生運動に熱心だったところに惚れて結婚したのに、入籍後は会社の忠実な僕になってしまった夫の姿に愛情が冷めてしまった主婦」どころか、結局は自分の生活の方が大事だから、「あんた一人がそんなことをやっても、自分が損するだけだ」などと亭主がそんなことを言い出すのは許さないって人が大半なんだろう。
イラク戦争の支持や憲法改正の是非は兎も角、今の日本のあらゆる社会問題がそうだろう。
きっと、マンションの鉄筋の本数を減らして耐震強度を偽装したとか、賞味期限をごまかした菓子を販売だとか、厚生労働省の薬害問題とか、もっと昔の公害問題とか、そこに勤務している人間の殆どが配偶者から、「あんた一人がそんなことをやっても、自分が損するだけだ」なんて言われているから、酷い事件が後を絶たないんだろう。
ずっと前、下の掲示板のスレッドの内容を取り上げたことがある。
結婚VS独身 どっちがトクだと思いますか?
ここで「結婚は損」「独身の方が得」などと回答している人は、そういう社会の暗部を敏感に悟って、嫌気がさしているんだろう。
自分は決して独身主義者でもないが、それは何となく分かる。
政府は将来の労働力や年金のことばかり言って、非婚を減らしたいんだろうが、こんな皆婚社会がいつまでも続いたら、それこそ日本の国は沈んでしまうだろう。
これから、世の中は益々、貧富の差・格差が拡大していくのか、それで主に貧しい独身者の反社会的な行為が増えるとか、世の中を改める運動が盛り上がるかどうかは分からない。
明治維新の志士は、現代のフリーターやニートみたいな輩が多かったというのは、そういうことだ。
安定した職に就いて、所帯を持っている奴は保守的になるのが当たり前だ。
ところが、そうじゃない方は世の中を腕力で引っくり返すようなことでもしない限り、自分たちが裕福になる望みがない。
それが絶対に成功しないと思うなら、何も意欲が湧かなくなって、昨今の俗に「下流」って言われているような生き方を送るんだろうが。
今のところは、そういう人が殆どっていう状況なのだと思う。
そういうことでも起こらない限り、ここまで腐った国は、立て直して、もっと人が住み易い社会を作ることは不可能じゃないかって思っている。
だから、今の秩序を守られることを願って、格差の是正や若い世代の非婚化の歯止めを訴えている政府の要人や識者の意見を冷ややかに聞いている面があるな。
ただ、矛盾に聞こえるかも知れないが、私はそういうことが起こることを望んでもいないし、ましてや、自分がそういうことの担い手になりたいとも考えていない。
結局、今の若い世代の大半と同じ、こういう国は見限って、今の自分の生活を守ることしか考えていない。
ましてや、そういうことは、特定の誰かが真面目な意思で図って起こることでもないと思う。
今の生活・地位を守りたい保守的な人、世の中を変えたい人、自分の将来に絶望して自棄になる人、何か悪いことを企んでいる人、それぞれが己の欲求・欲望・思惑がぶつかることで生じる軋轢が臨界・極限に達したとき、そういうことになるのだと思う。
ダーウィニズムとか、トリクルダウン理論とかいったものの本質・核心はそういうことではないかと思っている。
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| 2007/11/18 23:00|家族政策、子育て、ジェンダー|CM:0|▲
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中国の共産党政府は人口爆発の抑制のために「一人っ子政策」を布いてきた。
その施行後に生まれてきた最初の世代が、そろそろ婚姻適齢期にさしかかっているが、女性の人数が足りないんだそうだ。
中国の「年ごろ」男性、女性の数を1800万人上回る
[北京 13日 ロイター] 中国で「年ごろ」とされる結婚できる年齢の男性の数が女性の数を1800万人上回っていることが分かった。伝統的に男児の誕生が重んじられる中、性別を選択した上での人工妊娠中絶の影響を受けているとみられている。新華社が13日に伝えた。
国家人口・計画生育委員会の張維慶主任によると、全国平均では女児100人に対して男児約119人が誕生。地方では、女児100人に対する男児の数が約122人に上昇する。
中国では胎児の性別を判断する超音波検査は違法とされているものの、多くの親が金銭を支払って検査サービスを利用。同主任は、中国政府が今後も違法な検査の取り締まりを行うと述べた。
同国では、2020年までに男性の数が女性を3000万人上回ると予測されており、政府は、男女の数の不均衡が拡大することにより結婚相手の見つからない男性による反社会的、暴力的な行動が増える恐れがあると警告している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071114-00000782-reu-ent
今日は中国のこの現象を報じるニュースから話題を切り出すが、この間の「ブルーギル」や「ダーウィニズム」などの話も絡めて、国家の家族政策の変遷とか、それに対する個人の生き方について、色々と考えてみたいと思う。
世界各国、それぞれの国によって、家族政策に違いがある。婚姻だけを取り上げると、重婚を認められない国もあるし、一夫多妻制を認めている国もある。
分かり易い話だが、貧富の格差が大きい国は大体、経済力が強い人間が複数の配偶者を持つ慣習が定着している。
逆に国家の再配分機能が強く、貧富の差が比較的小さい国は一夫一婦制が多いのだ。
日本も含めて、婚姻は一夫一婦制と法で定められている国に概ね共通しているのは、共産主義の国か、西側陣営でも市民革命などを経て、君主制が廃止されたか、存続が認められても旧来の権力を制限され、富の再配分が調整され、貧富の差が比較的小さいということだ。
例えば、下記は投資についての本なのだけれど、序章に著者の歴史観・国家観が少しだけ語られている。

デイトレード大学―自分でできる投資会社のつくり方から儲けるテクニックまで
……近代になると、国家転覆の要因は他国から侵略されること以外に革命というものが増えた。
革命は社会の底辺にいる恵まれない人たちが、国家の上流階級や貴族の地位を奪い取る行為だ。人間は嫉妬する生き物である。国家は第二の脅威となった革命を未然に防ぎ、国民の嫉妬心をなだめるため、一夫一婦制や累進課税、独占禁止法といった法律をつくっていった。
フランス革命のジャコバン派の最左翼に端を発する経済思想――マルクス派は、家族や私有財産の廃止を目標にしているのに、どうして、現実に存在する・存在した共産主義の国が一夫一婦制を堅持しているのかというと、今の中国が抱えている問題を報じる上の記事を読めば察しがつくだろう。
暴力革命で旧来の体制を倒して、権力を握った支配層がジャコバン派の最左翼のような思想を持っていたって、逆に自分たちが暴力革命で倒される可能性を恐れたから、国民を統制するため、テロリストが出てくることを未然に防ぐために、「一夫一婦制」をやらざるを得ないっていうことなのだ。
インターネット上で、フェミニズムの批判を展開している人のサイトの中には、その経緯が書かれているところがあるが、ソ連もそうだったらしい。
ロシアの帝政を滅ぼした後、権力を握ったレーニンが『共産党宣言』に書いてあるような「家族の解体」を実施したら、社会が酷く荒廃して、発足したばかりの国家体制の維持も危機的になってしまった。
レーニンの死後、その権力を継いだスターリンは事態を重く見て、それまでの政策を否定する、全く逆の政策をやった。一夫一婦制を核にした家族政策をやって、社会の荒廃に歯止めを掛けたんだそうだ。
今の中国共産党だって、ソ連のスターリンと同じような方針だから、「結婚できない男性」が急増する社会現象に頭を悩ませているのだろう。
日本だって、対岸の火事では済まない。
同じ日本人の女性から結婚相手を選ばない・選べない男性が、業者の斡旋で中国人の女性と見合い結婚する件数が増えている。
中国の政府の中で、江沢民みたいな反日派がどういうことを言うのか、容易に想像がつくだろう。
貧富の差が拡大して、結婚できない男が増えれば、民衆の不満が政府に向いてくる恐れがある。
前も同じことを指摘したが、その矛先を逸らせるために、「日本人が祖国の女性を金で買っていくのが悪い」などという文句が遅かれ早かれ出てくるだろう。
そういえば、イージス艦の機密が漏洩してしまった不祥事をやらかした自衛隊の士官の妻は中国人だったけれど、そんな事件もあったし、「女性の数の不足」にいちやく買ってしまうことは、余計な外交軋轢の種にもなるかも知れないのだから、「日本国籍を有する男性は中国人の女性と結婚するのは禁止しろ」なんて言い出す人もいるかも知れない。
国内問題のことにしても、貧富の格差が拡がって、経済的な障害で結婚できない人が増えている現象があるが、そういう要因でも、この間の記事で書いたこと――国・政府に反感を抱く国民が急増していくのだろう。
日本の国の未来を憂うことを誘われる問題が生じると、決まって、ナショナリスト側から市場原理主義と並べて、男女同権を批判する意見が出てくる。
それほど右ではなくても、大体、今の若い世代の非婚や無業の増加・下流化を憂慮・憎悪している世代の声だと思うが、オールドリベラル派からも復古調の意見が出てくる。平たく言えば、終身雇用と国民皆婚社会への回帰を訴えるような意見だろうか。
私の考えだが、今の社会のままが良いとは思っていないが、かといって、無批判にそれらの意見に同調はしない。
続きは次回に持ち越すが、日本の過去の皆婚社会について、思っていることを書く。
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| 2007/11/17 08:00|家族政策、子育て、ジェンダー|CM:0|▲
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今年は世界中の経済が米帝のサブプライム・ローンの焦げ付きに振り回されてきた。
それをポートフォリオに組み入れていたファンドを日本の金融機関も結構、抱え込んでしまっていたらしく、下記のニュースがその代表例だが、いよいよ、そのダメージが表面化してきた。
みずほFG、1700億円損失へ サブプライム直撃 証券合併5月に延期
米国の低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)焦げ付き問題のダメージが、国内大手金融機関に広がってきた。みずほフィナンシャルグループ(FG)は14日、平成20年3月期の連結最終利益が当初予想より1000億円少ない6500億円にとどまると発表した。傘下のみずほ証券と新光証券の合併についても、合併比率を見直すため、来年1月1日から5月7日に延期すると明らかにした。
みずほFGは19年9月中間連結決算に、グループ全体のサブプライム関連損失を約700億円計上した。このうち、関連商品を多く抱えていたみずほ証券の損失は約350億円。下期にも1000億円の追加損失を計上する見通しで、通期の同証券の関連損失は約1350億円に膨らむ。
グループ全体の通期の関連損失は1700億円にのぼる見通しで、野村ホールディングスが明らかにしている関連損失1460億円(1〜9月期)を上回って国内最大となる可能性がある。
前田晃伸社長は、同日の記者会見で「市場が壊れている」と述べ、ため息を漏らしたほどだ。
傘下2証券の合併延期も、こうした損失発生を踏まえて、みずほ証券の1株に新光証券の343株を割り当てるとしていた合併比率の見直しを迫られたから。前田社長は「市場が落ち着いてから比率を決めたい」と延期の理由を説明し、結果的にリスク判断が甘かったことを悔やんだ。
ただ、今中間期の銀行業務は堅調だった。本業のもうけを示す実質業務純益は前年同期比5・4%増の4142億円。日銀の利上げに伴い、調達金利と貸出金利の差である「利ざや」が改善し、投資信託などの手数料収入も順調だった。最終利益は16・6%減の3270億円だったが、これは、景気の先行きが不透明なことなどから中小企業向け融資を中心に貸し倒れ引当金を積み増したためだ。
しかし、サブプライム問題の余波が消えたわけではない。サブプライム債権を組み込んだ証券化商品は、信用不安から値が付かず、売るに売れない状況が続いている。価格下落は「どこで止まるか分からない」(前田社長)状況で、グループとしての損失がさらに拡大する懸念はぬぐえない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071115-00000107-san-ind
俺は以前も書いたが、長い目で見て、米帝のサブプライム・ローンの焦げ付きは、更に深刻な問題に発展する可能性は案外、低いんじゃないかと思っている。
理由は単純だが、他の先進国と比べて、少子高齢化の進み方が遅いし、移民の受け入れに寛容な社会なので、日本などと違って、人口の減少は当分は先のことだ。
だから、住宅の需要はそんなに落ちないわけだから、不良債権が大量に発生するようなことは無いような気がするのだ。
それよりも投資家が考えるべきことは、近い将来、同じような現象が他の国で発生する可能性だ。
例えば、近年の中国も市場化した都市部では住宅需要が旺盛になっている。
それで、過大なローンを組んで住宅を購入し、生活が困窮してしまった世帯が増えている社会現象が起こっている。
特に年収の半分以上をローンの返済・利払いに食われてしまっているような世帯のことは、房奴などと呼ばれているそうだ。
まともな与信審査をやる金融機関なら、そんな融資は通らない筈なんだが、そこは米帝のサブプライム向け融資と同じ短絡思考だ。経済成長による地価の値上がりを無理に折り込んで通しているんだろう。
問題はそんな金融機関に出資している金の出所である。
今までメディアを用いて、こぞって中国投資熱を煽ってきたくらいだから、大方、日本の金融機関も掴んでしまっているのだろう。
どこの金融グループがそういうファンドを抱えているのかを調べられれば、頃合を見て、来るべきチャイナ房奴ショックの直前に空売りで儲ける機会があるかも知れん。
しかし、日本の銀行って、こういう海外の土地バブルで大損するだなんて、最終的に国民全員に尻拭いさせた過去の痛手から何も教訓を学ばなかったのか?
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| 2007/11/15 23:00|経済|CM:0|▲
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先月の下旬、「新井泉を救う会」などと称して、訳の分からないコメントがポストされた(一応、そのままにしてあるんだけれど)。
新井泉って誰ですか?
一応、グーグルでサーチしてみたら、下記のリンク先が一番上に出てきた。
どうも、政治を志して、国会議員に立候補した履歴を持つ人物だそうだが、以下のページはその当時の政見放送の内容である。
http://gootari.hp.infoseek.co.jp/muenfile/hmarai.html
要約すると、
「日本の国の政治は共産党に完全に私物化されている。表向きは保守や右翼を装っている政党・団体ですら、その幹部は共産党に洗脳されている。
政界も財界も芸能界も、どこにでも共産党の手先がいて、国鉄の民営化も共産党の謀略で進められたのだ。」
……兎に角、日本の政治や社会の混乱の全ての元凶は共産党だという告発なのだが、自分は妨害を受けながら、その巨悪と戦っているなどと訴えている内容なのだ(石原慎太郎や安倍晋太郎のことを、共産党に洗脳されたロボットだなんて言っている)。
統合失調症の典型的な症状のような気がするので、とても間に受けられる話ではないと思いながら、図らずも的を得ている面もあるかも知れないとも考えている。
前も同じことを書いたが、新自由主義の経済政策のせいで、貧富の差が拡大している今の日本は、ある意味、世界で最も「共産主義」の革命が起こる可能性が高い状況になりつつある。
大阪のマルキストの青木雄二は逝去する直前、郵政民営化の欺瞞を指摘しながら、日本が真の共産主義社会に脱皮するためには、アメリカのような徹底した資本主義社会を経験する必要があるなどと言っていた。
つまり、国鉄や郵政の民営化は、そういう思想の観点では、「革命」の実現に必要なフラグの一部で、順当に達成されているということだ。
今の日本で、公の政党として議席を有している共産党組織の党員の中で、こういうことを本気で考えている思想家が、どのくらいいるのかは分からないが。
「財界や自民党の有力者までもが、共産党に洗脳されている」だなんて、俺も与太話の域を出ないとは思っているが、今の日本の社会は体制が引っ繰り返る政変が起こる兆しが少しずつ濃くなっていくことは、決して否定できないのではと思う。
共産主義の思想のルーツは、フランス革命のジャコバン派だ。
『ベルサイユのばら』というアニメの内容を思い出すが、ルイ15世が崩御して、その愛妾のデュバリー伯爵夫人が失脚する展開の辺りから、後年に革命が起こる社会的な背景――貴族階級の搾取、物価高、国家財政の破綻などによって、一般の国民の生活は困窮を極めている状況が描写が、主人公オスカルが活躍する宮廷・貴族の世界と交互していくようになる。
今年は定番の食料品の値上げが相次いでいて、増税も追い討ちをかけて、暮らしが厳しさを増している状況だけれど、そんな今の日本の社会の状況は、その当時のフランスと似ているところがある。
即位の直前、マリー・アントワネットが「美しいフランス」だなんて言うのだが、現在の日本で、国民の生活を省みない為政者が「美しい国」だなんて言っているのと同じようなものだろう。
そういえば、国王夫妻にお世継ぎが、なかなか誕生しなかったこととか、国民の心が王室から離れていくところなども、現在の皇国日本と似ているのかも知れない。
日本の天皇制と終身雇用の慣習の関係について、松下幸之助の『人生心得帖』に興味を引かれる話が載っていただろ。
「天皇陛下の威光を以っても、日本列島から犯罪者を無くすことはできないんだから、会社の金品を盗むような奴でも一人ぐらいは、自分の会社で雇っておかなければいけない」などという話だ。
そこまで極端でなくても、昔の経営者はそういう義務感を持っている人が多かったのだろう。
最近の格差社会で生活が困っている人が多い社会現象について、国家や君主(天皇)や社会や家庭や企業への帰属意識が薄くなってしまったから悪いのだなどという批判をする人もいる。
卵と鶏のどっちが先なのかの議論は兎も角、社会と個人の間に信頼関係が成り立たなくなっているということは確かだ。
話をベルバラ、フランス革命のことに戻すが、当時のフランスで国民が王室に対して、敵意を抱くようになった決定的な出来事は「首飾り事件」だった。
王妃の名を騙った詐欺師が、ある聖職者と宝石商を騙し、160万リーブル相当の高価な宝石の首飾りを盗んだ事件だったのだが、その当時の司法機関は王宮と政治的に対立していたので、アントワネットの名誉を守る判決を出さなかった。
そのことで、事態は国王夫妻にとって悪い方向へ展開し、市井では王妃が首飾りの真の購入者だという説が固まってしまった。
それで、生活が苦しくなる一方の国民は、王室に対して、敵意を持つようになり、革命の原因のひとつになったそうだ。
『ベルサイユのばら』では、このスキャンダルが革命が起こる原因の決定打として扱われているが、王位の簒奪を狙うオルレアン公がその流言を流布させた黒幕になっていた。
今上陛下が皇太子時代にシカゴからブルーギルという種の魚を日本へ持ち帰った出来事だが、一歩間違えれば、フランスの「首飾り事件」のような不祥事に発展する虞もある。
幸いなことに、ヴィクトリア湖のナイルパーチと違って、琵琶湖のブルーギルによる環境破壊という現象から、現代の日本の社会の貧困問題を強く連想させるような出来事は今のところ、目立ったことは何も持ち上がっていない。
しかし、近い将来、大多数の国民を生活苦に追いやるかも知れない経済思想を象徴する出来事として、これをヴィクトリア湖のナイルパーチと照応させる視点が今後、クローズアップされないとも限らない。
例のニュース記事の「60年に訪米した際、シカゴ市長からブルーギルを寄贈された。」の件が妙に気になっている。
以前、下記の本を取り上げたことがあるが、ネオリベラリズムの起源について、平易に解説されている。

悪夢のサイクル ネオリベラリズム循環
シカゴは、この思想の開祖敵存在の経済学者ミルトン・フリードマンのフランチャイズと呼べる土地なのだし、今のエンペラーが皇太子時代に訪問して、件の魚種を勧められたのはその布教活動が活発になりつつある時期だ。
つまり、見方によっては、今の日本の国の家長様は、国家の秩序と国民の生活を破壊する外患の尖兵役を買って出てしまったことになる。
西洋には、
――地獄への道は善意で舗装されている
っていう格言がある。
よく分からないんだけれど、「相手のためを思ってやった親切が裏目に出る」という意味も考えられるが、「優しく接してくる相手は、邪な意図を隠している」という警鐘の意味もあるのではないかと思う。
当時、日本の皇太子にブルーギルを贈ったシカゴ市長とやらは、どういう素性の人間なのだろう?
何か、きな臭いものを感じている。
ユダヤ人のフリードマンはその出生ゆえに迫害された体験から、「国家」や「民族」などの概念に対する憎悪が強くて、それが自説の経済思想にも反映されている。
だから、日本の象徴君主制を傷つける意図で、そんな魚を贈る陰謀が図られたなどという憶測は流石に早計だが、しかし、「食用魚としての期待が大きい」という文句は、新自由主義者の甘言そのものに聞こえるのだ。
今までは何も問題視されておらずとも、18世紀のフランスでは「首飾り事件」がきっかけで、国民の王室に対する感情を悪化させる流言を放つ陰謀が仕組まれたように、これから厄介な問題に発展する可能性だってある。
「心を痛めています」という「異例の言葉」の裏側は、もしかすると、そういうことを恐れているということもあるのかも知れないな。
もし、ブルーギルの放流の影響が、ヴィクトリア湖のナイルパーチの弊害と同じ規模で、それが国中に知れ渡ったら?
それで、国民の生活水準がムワンザの町民や18世紀のフランスの国民のように貧しかったら?
何か悪いことを企んでいる輩が、オルレアン公やロベスピエールみたいに、民衆の不満を煽るためのスケープゴートとして、用いるかも知れないのだ。
昨日の記事で、プロテスタンティズムとダーウィニズムの関係について、右寄りの思想の解釈を簡単に述べたが、マルクス主義的な解釈をすれば、資本主義が発達して、貧富の差が拡大し、革命の機運が高まる過程で、ひとつ重要な条件がある。
それは、プロテスタントの禁欲の精神そのもの、労働者も資本家も禁欲的になることを強いられ、利潤が残らず、将来の事業へ投下されるような社会である。
サブプライム・ローンで今日の消費を謳歌しまくっている現在のアメリカ人は、とっくに忘れているかも知れないな。
今の日本人は世界で一番長時間労働を強いられ、今の若者はクルマも買わない、酒も飲まないなどと指摘されている。昔のアングロ=サクソンよりもプロテスタントらしいですね。
やはり、これからの日本は世界で一番、そういうことが起こる危険が高い社会になりつつあるんだろう。
このニュースは、表面は環境問題のことを伝えているだけに見えるが、決してそんなことはないような気がする。
昨日も一例を書いたが、今日はもうひとつの日本版《ダーウィンの悪夢》のシナリオを書いてみた。
今の日本人の中で、この罠に気付いている奴は一体、どのくらい、いるのか?
<天皇陛下>自分が持ち帰った外来魚に「心を痛めています」
天皇陛下は11日に大津市の琵琶湖であった「第27回全国豊かな海づくり大会」の式典あいさつで、自分が皇太子時代に米国から持ち帰った外来魚のブルーギルが琵琶湖の生態系を脅かしていることに触れ、「心を痛めています」と述べた。大会は、水産資源の保護や海や湖の環境保全を目的に毎年、各都道府県が持ち回りで開催している。
宮内庁によると、魚の研究家でもある陛下は60年に訪米した際、シカゴ市長からブルーギルを寄贈された。ブルーギルは水産庁の研究所に渡されたといい、あいさつでは「当初、食用魚としての期待が大きく、養殖が開始されましたが、今、このような結果になったことに心を痛めています」と語った。
琵琶湖では90年代にブルーギルが急増し、生態系に影響を与えている。あいさつの後、陛下は皇后さまと一緒に、ホンモロコやアユなどの稚魚を放流した。
あいさつを聞いた嘉田由紀子滋賀県知事は会見で「当時は食糧難の時代で貴重なたんぱく源だった。陛下の勇気ある姿勢を真摯(しんし)に受け止め、琵琶湖の再生に努めたい」と話した。【真鍋光之】
【ブルーギル】 北米原産の淡水魚で、名前は「青いえら」という意味。水の流れのあまりない淡水域に生息する。体長は10〜20センチ台。雑食性で繁殖力が強い。小魚も食べるため、同じ外来魚のブラックバスとともに生態系を破壊すると各地で問題になっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071112-00000018-mai-soci&kz=soci
監督:フーベルト・ザウパー 収録時間:105分 レンタル開始日:2007-07-06
Story一匹の魚から始まった“悪夢のグローバリゼーション”に迫るドキュメンタリー。アフリカ最大の湖・ヴィクトリア湖。半世紀前に放流された外来種の肉食魚・ナイルパーチから派生した弱肉強食のグローバル経済の本質を暴く。 ( 詳細はこちら)
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| 2007/11/14 23:00|ダーウィニズムの考察|CM:2|▲
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久しぶりに、ダーウィニズムの話題を取り上げる。
<天皇陛下>自分が持ち帰った外来魚に「心を痛めています」
天皇陛下は11日に大津市の琵琶湖であった「第27回全国豊かな海づくり大会」の式典あいさつで、自分が皇太子時代に米国から持ち帰った外来魚のブルーギルが琵琶湖の生態系を脅かしていることに触れ、「心を痛めています」と述べた。大会は、水産資源の保護や海や湖の環境保全を目的に毎年、各都道府県が持ち回りで開催している。
宮内庁によると、魚の研究家でもある陛下は60年に訪米した際、シカゴ市長からブルーギルを寄贈された。ブルーギルは水産庁の研究所に渡されたといい、あいさつでは「当初、食用魚としての期待が大きく、養殖が開始されましたが、今、このような結果になったことに心を痛めています」と語った。
琵琶湖では90年代にブルーギルが急増し、生態系に影響を与えている。あいさつの後、陛下は皇后さまと一緒に、ホンモロコやアユなどの稚魚を放流した。
あいさつを聞いた嘉田由紀子滋賀県知事は会見で「当時は食糧難の時代で貴重なたんぱく源だった。陛下の勇気ある姿勢を真摯(しんし)に受け止め、琵琶湖の再生に努めたい」と話した。【真鍋光之】
【ブルーギル】 北米原産の淡水魚で、名前は「青いえら」という意味。水の流れのあまりない淡水域に生息する。体長は10〜20センチ台。雑食性で繁殖力が強い。小魚も食べるため、同じ外来魚のブラックバスとともに生態系を破壊すると各地で問題になっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071112-00000018-mai-soci&kz=soci
上のニュースを読んだら、下記のドキュメンタリー映画の内容を思い出した。
監督:フーベルト・ザウパー 収録時間:105分 レンタル開始日:2007-07-06
Story一匹の魚から始まった“悪夢のグローバリゼーション”に迫るドキュメンタリー。アフリカ最大の湖・ヴィクトリア湖。半世紀前に放流された外来種の肉食魚・ナイルパーチから派生した弱肉強食のグローバル経済の本質を暴く。 ( 詳細はこちら)
アフリカ大陸で最も広い湖沼・ヴィクトリア湖で、半世紀前に放流された外来の肉食魚ナイルパーチが繁殖したことで、湖の環境と湖畔の町ムワンザの社会がどんな影響を受けているのかについて、淡々と語られる内容の作品である。
ヴィクトリア湖の在来種の魚はナイルパーチに食い殺され、生態系は崩れて、環境が破壊されていく。
ナイルパーチは加工食品として、欧州や日本での需要が期待できる魚なので、利に聡い資本家が湖畔の町に加工会社の工場が建てた。
そこへ近隣から、職を求め、工場での雇用や漁業への従事のため、多くの人間が移り住んでくる。
ところが、工場の求人数は限られている。湖へ出て魚を獲る漁師の仕事に就くなら、船を用意しなければならないが、そもそも、それを購入する金を持たない貧者が殆どだ。
職にあぶれる者が増えれば、貧困の問題が生じてくる。
また、漁業や加工業に従事する労働者・運送会社の輸送機の乗組員相手の売春も営まれ、エイズの感染が拡大していったことも、それに拍車をかけている。
性病などで親を亡くして、路上で様々な危険に晒された生活を強いられている子供の光景も重く静かに写されていた。
工場の経営者がインタビューで登場するが、表面上の態度は、ナイルパーチの繁殖のお陰で、地域に雇用が増えたのだから、社会への貢献をアピールしている。
もう、言うまでもないことだが、この映像作品はダーウィンの進化論を社会学や経済学に適用した概念の表裏を生々しく表現しているわけだ。
無論、工場の経営者の話していることは、新自由主義者(日本では田原総一郎、国際基督教大学教授の八代尚宏、オリックスの総帥・宮内義彦、そして、あの小泉純一郎元首相、竹中平蔵などが代表的人物として挙げられる)の典型的なお題目そのものなのだ。
こんな場末のブログでやらなくても、グローバリズム批判を書いている論者はいくらでもいるだろうから、別の話を書こうと思う。
そもそも、ダーウィニズムって何だろうか?
自分がおさらいするつもりで書くが、資本主義(政府の市場への介入に否定的な思想、右派)の立場、共産主義(政府による規制・統制を尊ぶ思想、ジャコバン派)、それぞれで解釈が全然違うだろう。
以前、日経新聞でどこかの大学教授が書いているコラムで読んだ話なのだが、右派にとってのダーウィニズム(適者生存)はマックス・ウェーバーの説の中に生きている。
人は社会で需要が高まっている職業に就こうとする意欲が自然に湧いてくる習性を持っているようなことがダーウィニズムで証明できるというのだ。それに委ねていれば、経済は繁栄するというような考え方なのだ。
私はどちらかというと、右派の思想に懐疑的な立場なので、以下のようなことを書くのだが、そういう思想の本質は、上の『ダーウィンの悪夢』の世界そのものだと思っている。
ナイルパーチという金の成る木で雇用が増えても、貧困がそれ以上の勢いで拡大再生産されている現実。
個人的に感じていることを書くが、今の日本の社会で当てはまりつつある事象は、福祉・介護の現場で生じている問題だ。
重労働の割に賃金が低いことが問題視されているが、特に女性就労者とサービスの受給者の間のトラブルも一部で報じられている。男性の被介護者が女性の現業員に対して、性的なサービスを要求したり、猥褻な行為をする事例である。
これから、今の日本で最も資産を持っている世代が介護される側に回れば、密かに金で性行為を要求する奴は多いだろう。低賃金で働かせていれば、それに応じる女性介護員もいるんじゃないかって思う。
ましてや、日本人で成り手が足らなければ、外国人労働者の受け入れもありうる話だし。
エイズや様々な性病が社会に蔓延することが、容易に予想がつく。
高齢者の福祉の需要が増えて、それに就労したい奴が自然に集まってくるのは、ダーウィニズムで説明がつく。
だから、右派に牛耳られている社会の表では、そういう労働インフラを整えたコムスンの折口みたいな経営者は、高く評価される風潮だ。
ナイルパーチの加工工場とその周辺の社会と同じ構造だろ。
これが、来るべき日本版《ダーウィンの悪夢》の一例だな。
もっと深く考察したこともあるんだけれど、それは次回のお楽しみである。
http://www.darwin-movie.jp/
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| 2007/11/13 06:00|ダーウィニズムの考察|CM:0|▲
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下記は読売新聞のサイトの掲示板の投稿だが、この内容を書き込んだ女や、それに同調するレスをつけた女どもの人間性を疑ってしまった。
あんまり荒れたからなのか、既にスレッドは削除されている。
私は30代未婚女性です。もし貴女が婚約者から安っぽい婚約指輪をプレゼントされたら、どう思いますか?実際に、私は来月かなり安い指輪を婚約者からいただくことになりそうです。
彼も同じく30代で、(平均的な)収入もあります。おそらく彼は、婚約指輪というものを、たいして重要視していないのでしょう。
○30代にもなって、幼い!
○大切なのはダイヤの値段ではなく、愛でしょ!
○貴女が安っぽい女だから、安っぽい指輪しかもらえないのよ!
○自分で買えば?
↑など、キツイ意見が返ってくるかと思いますが、
それを承知でトピを立てました。皆さんは、出来る事なら、
愛する婚約者から良質のダイヤのついた指輪が欲しくないですか?
私は、欲しいです。もしそんな素敵な指輪をもらえたら、
現在の幸せ度だけでなく、相手に対する感謝の気持ちや尊敬の念も増すことでしょう。
強がりやプライド等を忘れて、皆さんの正直な気持ちを教えてください。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2007/1109/155558.htm?from=yoltop
お前は何を言っているんだ?
勘違いしないで欲しいが、映画『三丁目の夕日』のヒロミみたいに、空の箱を受け取って、涙を流して喜ぶような綺麗な心を持たなければいけないだなんて説教するつもりはない。
俺が言いたいことは、高価な指輪が欲しいなら、それだけの経済力を持った男と結婚すればいいのに、自分でそんな甲斐性無しを伴侶に選んでおいて、ブツブツと文句を言うなってことだ。
大方、こういう不満を掲示板に書き込む馬鹿女は、自分を磨くことをせずに、ダラダラと生きてきて、30過ぎても売れ残り、ようやく妥協で結婚相手が決まった口なんだろう。
一番酷いと思うことは、そういう不満を相手に面と向かってぶつけず、陰で他人にこぼしていることだ。
私も33歳で結婚したとき、年齢も年齢なので、
婚約指輪なんていらないよ〜と言ったら、
それでもいいから買ってあげると言われ、
喜んでいたら、某ショッピングセンターの宝石ショップに連れて行かれ、
1万5000円のファッションリングを頂きました。
そのときは、ありがと〜と喜んだ振りをしていましたが、
結婚生活では喧嘩するたび、そのときの恨みがわきあがってきます。
ちゃんとしたもの貰っておいたほうがいいですよ。
愛情をダイヤの大きさで図るわけではありませんが。
私は上の書き込みをした馬鹿女の亭主のことを気の毒に思った。
指輪ぐらい、即金でポンと買ってくれる資産家の御曹司やヒルズの長者と結婚すればいいのだが、もし、それができないから、それなりの配偶者と入籍するということは、自分の器量を棚に上げて、無茶苦茶を言っているってことだ。
__,/三二ニ==-、
/二|///二ニ=-‐\
//ニ二Ll////二ー-\l、
//イ"´ `´"''''''""´´^ヽ`ヽl
|//l 二 __ー---‐‐....__ `!ヽ!
. jlイイ ,,,_ ` ̄ ̄ _,,, |ヾ|
>イ └ーヽ /ー┘ ト、|
{lV rt:ェ、〕 /.イュュ、卜,ハ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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::::/.:::::| \`\.___,/´/ 〉\::`ー-、_
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それが、読売新聞オンラインの小町掲示板のローカル・スタンダードであるようだ。
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| 2007/11/12 22:30|ネットウォッチ|CM:2|▲
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茨城県の土浦市で、1千万円の当選金が確定している宝くじが、ショッピングセンター内の販売所に置き忘れられ、落とし主がハッキリせず、数件の問い合わせがあった珍事だが、本当の持ち主が名乗り出て、一件落着したそうだ。
その前の勘違いに終わった問い合わせの文句を面白おかしく伝えるニュースを読んで思ったことだけれど、これは案外、グレーゾーンなケースもあるんじゃないかって気がする。
例えば、土浦市に足を運ぶ機会も縁も無いような奴が、明らかに自分の買った券ではないのにタナボタを狙って、申告の言葉を考えてから名乗り出てくるケースも想像できるじゃないですか?
その辺に落ちている他人の財布を自分の懐に入れるようなもんである。
もし、そういうことがあれば、或いはそういうふうに疑われるような申告をすれば、「遺失物横領罪」の未遂の適用もありうるような気がする。
きっと、明らかに自分の物じゃないと思っているのに、ダメモトで問い合わせしてきた奴はいるだろう?
そういえば、昔、少年ジャンプで連載されていた『JOJOの奇妙な冒険』という漫画で、そういう話があった。
他人の名前が書いてある宝くじを銀行に持っていったら、行員に横領を疑われて、警備員まで出てきて、危うく通報されるところだったが、結局、主人公が超能力(スタンド)を使って、どうにか切り抜けて、首尾よく当選金を受け取ったのだ。
やっぱり、遺失物横領罪でしょっぴかれるところだったのだ。
1千万円当せん宝くじに問い合わせ…それぞれの言い分
茨城県土浦市の宝くじ売り場に1000万円の当たりくじが置き去りにされたが、拾得物として保管している土浦署に8日朝までに、7件の問い合わせがあったことが分かった。しかし、いずれも落とし主とは別人とみられている。
「認知症の父親がよく土浦に行くので、父が買った宝くじではないか」
「今年春、群馬県内の道の駅で宝くじ20枚入りの財布を落とした。それではないか」
「今年5月に買った宝くじ10枚を盗まれた。今回の当たり券は自分のかもしれない」
“落とし主”からの申告はバラエティーに富んだものだったが、土浦署によると、置き去りが最初に報じられた6日午後7時ごろから8日朝までの間、これら3件を含む計7件にのぼった。
置き去りにされたのは、ドリームジャンボ宝くじの3等1000万円に当せんくじ。4日、土浦市内のショッピングセンター「ピアタウン」内の宝くじ売り場に当選を調べに訪れた30歳前後の男性が、女性従業員が対応中に姿を消した。
届け出があった5日から、6カ月と14日たっても持ち主が現れなければ、当たりくじの所有権は売り場の経営者に移る。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/15529
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| 2007/11/10 21:26|司法、刑罰、犯罪|CM:0|▲
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上川陽子男女共同参画担当大臣が、効果のある少子化問題の対策を図るため、全国の大学、企業、NPOを訪問して、若い世代の意見を聞くことにしたんだそうだ。
若い世代の声聞き 少子化対策
上川少子化担当大臣は、効果的な少子化対策を進めるためにはまず若い世代の結婚や出産に対する考え方をよく知る必要があるとして、今週から全国の大学などを回って若い世代の声を直接聞き、政策に反映させていくことになりました。
政府の少子化対策をめぐっては、出産に対する経済的な支援や働く女性の子育てに対する支援に重点が置かれている一方で、若い世代の未婚や比較的年齢が高くなってから結婚する晩婚化を解消するための具体策が不十分だといった指摘があります。
これについて、上川少子化担当大臣は、効果的な少子化対策を進めるためには、まず若い世代が、結婚や出産、女性の社会進出などについてどう考えているのかをよく知り、未婚や晩婚化に歯止めをかけることが欠かせないとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/08/d20071108000003.html
しかし、
出産に対する経済的な支援や働く女性の子育てに対する支援に重点が置かれている一方で、若い世代の未婚や比較的年齢が高くなってから結婚する晩婚化を解消するための具体策が不十分だといった指摘があります
……だなんてことを認めながら、なんで、最初は女子大に行くのかなぁ?
溜息が出てしまう。
っていうか、「働く女性の子育て支援」すら、重点が置かれているどころか、公務員や一部の企業の他は、成り立っていないだろ?
尤も、とっくの昔から、「余計なことはするな」としか思っていないが。
こんな国から、「政府がどんな対策をすれば、子供を産んでくれますか?」だなんて、お伺いを立てられても、悪徳業者から欠陥商品を押し売りされた後で、その会社のセールスマンが御用を聞きに尋ねてきたような気分だ。
バケツで水をぶっ掛けて追っ払って、家の門の前に塩を撒きたくなる。
年金は漏らさず納付しても、記録がありませんだなんて応える社会保険庁。
一生安心して住めないような安普請のマンションの建築は野放し。
だいたい、この上川っていう女は消費者金融の業界団体とズブズブの関係だった。
つまり、サラ金の食い物になる客を増やすために、行政の福祉を削減することを推進してきた立場なのだ。こんな奴に育児支援を期待する方がどうかしているような気がする。
2チャンネルを見ると、男女共同参画・フェミニズム、女性の社会進出を批判する声が多い。やっぱり、左翼と仲が良い、そういう思想が嫌いな人が多い掲示板ですからね。
つまり、女性の社会進出のせいで、就職口を失った氷河期世代の男の怨嗟にも見えるが、過去のように、特に男性に安定した雇用を保障するべきだっていう訴えも目立つ。
それが未婚を減らして、出生数を増やす対策になるっていうことだ。
以下、自分の考えていることを書いていくが、確かに男の経済力が相対的に下がって、女が強くなったから、未婚の増加・出生数の減少に繋がっている因果関係は認められる。
だが、それを解消するために、「男性の雇用の安定を保障することが未婚を減らし、出生数を増やすのだ」という意見については、冷ややかに感じている。
この間、このブログでも、若者のクルマ離れの話題を取り上げたが、特に今の二十代で顕著だが、クルマに限らず、あらゆる消費意欲が淡白な傾向があるんだそうだ。
〔大前研一「ニュースの視点」〕
KON177 所有欲の減退する若者。その意味と今後の戦略
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若者消費調査
無駄な支出を嫌い、貯蓄意欲高い
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●20代の若者の所有欲そのものが減退しているという不思議な現象
日本経済新聞社が首都圏に住む20代、30代の若者(20代1207人、30代530人)を対象に実施したアンケート調査の結果、
車を買わず、酒もあまり飲まない一方、休日は自宅で過ごし、無駄な支出を嫌い、貯蓄意欲は高いという、予想以上に堅実で慎ましい暮らしぶりが浮き彫りになりました。
固定電話もパソコンも持たない20代の人たち。
30代の人たちとは様変わりしている20代の若者の実態について、私は週刊ポスト誌において「20代の人たちの不思議な現象」という趣旨のことをコメントしました。
今回のアンケート調査は、まさにそれを裏付ける数量的な調査だと言えます。
今回のアンケート調査(2007年)の結果を見てみると、20代の人は2000年の調査時点に比べて、車の所有率(23.6%→13.0%)も所有欲(48.2%→25.3%)も半減しています。
飲酒についても、月に1度程度あるいは全く飲まないと回答した人の割合が34.4%になっています。
特に注目すべきは、「車が欲しい」という所有“欲”が低いということです。
3C(カー、クーラー、カラーテレビ)という標語に代表されるような高度経済成長期から日本人を形作ってきた所有欲そのものが減退していることを私は重く受け止めるべきだと
考えています。
満ち足りた世代に見られる現象と言ってしまえばそれまでですが、私はそう思いません。おそらくこの現象は日本特有の現象です。
「失われた10年」という暗いニュースばかりが溢れた時代に、10代の多感な時代を過ごしたという、その経験も大きな原因のひとつではないかと私は思います。
●若者世代の消費喚起のためには、まず、実態調査をしっかり実施すべき
さらに言えば、こうした若者の実態の変化について、なぜ10年でこれほど変わってしまったのか?ということを、もっと突き詰めて研究するべきだと思います。
今回のアンケート調査だけでは圧倒的に人数が足りず、その実態を把握するというレベルには達していません。
こうした研究は、まず社会的に必要性があるでしょう。
このまま“所有する”負担を避ける傾向が助長されると、例えば、結婚して家庭を築くことや、家を買うこともしないという人が益々増えていくのではないかと私は危惧しています。
次に、企業における今後の経済活動においても貴重な情報となると思います。
逆に言えば、それらを情報として活用しなければ、間違った戦略を選択する危険性があります。
先日、トヨタが富士重工と共同でスポーツカーの開発に乗り出すという発表がありました。
「若者の車離れ」に歯止めをかけたいという狙いだと言います。
私に言わせれば、天下のトヨタでさえ、ここで大きな戦略ミスを犯しています。
先ほどのアンケート結果を見てわかるように、今の若者にとっては、とりわけスポーツカーなどというものは全く“欲しい”ものではありません。
この時点で、トヨタは明らかにずれていると言わざるを得ません。
私は以前からこのような若者の実態について薄々感じることがあったので、何度か講演などで話をしてきましたが、企業はこの重要性をもっと意識するべきでしょう。
今、私が感じる限りでは、このような所有欲の減退現象は、女性よりも特に男性に顕著になっています。
このあたりが正しいのか、また世界の若者と比べてどうなのか、調査すべきことは山のようにあります。
企業戦略における情報の重要性について今さら言うまでもありませんが、天下のトヨタでさえ見誤ってしまう若者世代の実態。
この情報の重要性を認識し、研究・調査を進めることが、若者世代の消費を喚起するための第1歩ではないかと私は思います。
以上
http://www.ohmae.biz/koblog/viewpoint/912.php
コラムを書いた人もズバリ、「結婚して、自分の家庭を築くこともしない人」が増えてくる可能性があることについて、警鐘を発している。
上の記事で紹介されている調査の結果が今の社会全体の傾向として的を得ているとしたら、今後、こういう若者の実態がクローズアップされる機会が増えれば、若い人に雇用の安定や経済的な基盤を用意してやるべきだなどという意見が多くなっていくんだろう。
そうしなければ、景気が悪くなって経済は衰退するとか、何かと不都合が多いから。
だけれど、クルマのような消費財の購買は兎も角、結婚はどうだろうか?
クルマなどの各種消費財、金融商品だったら、経済的に苦しくなったら、いつでも「損切り」して、身を軽くすることは比較的容易である。
ところが、あまり長期のローンを組んで家を買うこともそうかも知れないけれど、結婚して子供を産んで育てるという経済行為(こういう言葉に抵抗を覚える読者もいるかも知れないが……)は、そういうわけにはいかないじゃないですか。
昔、新聞に載っていた読者投稿の時事川柳で、「会社は従業員を簡単に切ることができるけれど、家族はリストラできない」っていう趣旨の皮肉の内容の投稿を読んだことがあるが、冗談ではないだろう。
ホントに会社をリストラされて、家計が苦しくなったからといって、まさか、子供を遺棄するってわけにはいかないだろうし。
ずっと前、ある読者から、どこかの記事の内容が、「就職氷河期世代の無業は社会のせいだと言って、それ以外の世代の無業は自己責任だなんていうふうに読めるので、不愉快に感じます」っていう趣旨のご苦言をいただいたことがある。
そういう意図ではないけれど、確かに団塊とかを叩く記事はよく書いているので、今日はたまには、そういう世代を擁護するようなことを書いてみる。
就職氷河期世代への世間の態度も酷いが、転職が難しい年齢層に入ってから、解雇を迫られたような人も気の毒だと思っている。
だって、若い頃は「会社に入ったら、家族の一員として守ってやるんだから、死ぬ気で働け」って言われて、扱き使われてきたのに、世の中が不況になったら、あっさりとポイ捨てなのだから。
それを信じて、結婚して専業主婦を養いながら子供を育てたり、家のローンを払ってきたのだから、屋根に上ったら梯子を下ろされたようなもんだろう。
20年30年という長い年月の間に経済のルールが変われば、そんな約束はあっさりと反故にされてしまうってことだ。
こんなことを書くと、こういう時代だから、「自分の勤めている会社以外でも通用するスキルとか、副業を考えてこなかった奴の自己責任!」だなんて、批判が出てくるだろ。
でも、終身雇用の成り立っていた時代は、公務員のように兼業禁止・副業禁止の会社は多い、そんなことをしていれば、仕事に集中できないって批判される雰囲気だっただろ。
今の二十代は就職氷河期世代と比べて、新卒での就職機会が多い世代なのに、クルマを買うことも、酒を飲むことすら控えているようなら、結婚して子供を産むなんて、とんでもない冒険になってしまう。躊躇する奴が多いだろう。
きっと、消費意欲の低い世代って、親世代がそういう目にあっているのを見て、社会に対して、拭い難い不信感を募らせている者が多いのだろう。という気がする。
企業の労働者に対する還元とか、政府の雇用対策や経済支援とか、目先でそんなことをやってくれたとしても、「どうせ、将来はまた、景気が悪くなったら、そういう約束を反故にするんだろ?」と疑っていて、消費や結婚に積極的になり辛いんじゃないかな?
若者が消費をしないから景気が悪くなるとか、子供を産まないとか、それらの現象は、経済的な不安・余裕の無さという原因を通り越して、国や社会に対する信頼が完全に失われているからだろうって気もする。
勿論、一度、失ってしまった信頼を回復させることは、とても難しいことだ。
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| 2007/11/09 18:07|政治|CM:2|▲
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「強気のゴーン節」帰ってきた 日産復活は本物なのか
日産自動車の2007年9月中間連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が中間期では2年ぶりの増益となった。07年3月期決算は、00年のカルロス・ゴーン社長の就任後、初の減益に陥ったが、北米など海外販売が回復し、業績悪化に歯止めがかかった。ただ、海外生産に有利な円安効果も大きく、「ゴーン日産」が右肩上がりの成長神話を取り戻すには、まだ不確実な要素を抱えている。
07年度世界販売台数は過去最高の370万台?
東京モーターショーで公開された「GT-R」 日産の9月中間決算の営業利益は前年同期比5.3%増の3,671億円。売上高も同11.7%増の5兆644億円と中間期では過去最高を更新した。会見したゴーン社長は「成長軌道に戻すことを約束したが、軌道修正が円滑に進んだ」と胸を張った。中間決算発表の直前、日産は高級スポーツカー「NISSAN GT-R」を5年ぶりに復活させ、東京モーターショーで初公開した。ゴーン社長は「GT-R」に乗って、さっそうと登場し、「日産の技術を結集した」とアピール。反転攻勢に意気込む姿に、会場に集まった業界関係者らは「強気のゴーン節が帰ってきた」とささやいていた。さらに、中間決算の発表後、ゴーン社長は報道各社のインタビューに応じ、「07年度の世界販売台数は過去最高の370万台を実現できる」と強調した。07年度上半期(4〜9月)が前年同期比6.3%増の181万6,000台に達したことを踏まえたものだ。
ゴーン流の必達目標である「世界販売420万台」は、07年3月期決算の不振を受けて、達成時期が09年度に1年先送りされたが、ゴーン社長は「09年度に到達するのは可能だ」と拡大戦略に自信を示した。しかし、9月中間決算の内訳を調べると、「復活」は道半ばであることがうかがえる。
販売面では実質減益、円安で助かる
世界販売は伸びたものの、収益で見ると、販売面は実質、約300億円の営業減益になった。販売が増えたのは、日本市場では軽自動車、北米市場も小型車「ヴァーサ」(日本名・ティーダ)と売れ筋が利幅の薄い小型車にシフトしたためだ。販売での減益を吸収したのが円安。為替効果だけで約480億円の営業増益の要因となり、収益回復を円安に頼る構図が浮かぶ。
だが、米国の低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付き問題を引き金とした米景気の減速が強まると、ドル安・円高に転じかねない。また、米景気の減速は自動車市場にも波及しつつある。当面は利幅の大きいピックアップトラックなど大型車の販売拡大は期待できそうにない。
ほかにも国内販売の減少やガソリン価格の高騰など逆風の要素は多く、日産は08年3月期決算の業績予想を営業利益8,000億円と据え置いた。ゴーン社長の強気の発言を裏付ける材料は完全にそろっておらず、「復活」に向け、さらにアクセルを踏めるかは微妙だ。
http://www.j-cast.com/2007/11/06013018.html
上の記事で書かれているが、日産自動車の業績の先行きが不透明感が募っているそうだ。
20世紀末、ルノーから派遣されたカルロス・ゴーンが、倒産の危機すら囁かれた同社の経営を再生させた手腕が世界中のメディアで礼賛されてきた。
ところが、ここ2年ぐらいは停滞感が募っているのである。
例のクルマ離れ現象などのせいで、どこの会社も国内販売台数は前年比で減少しているわけだが、2006年の各社の販売台数を比較すると、日産の前年比87%という数字は最も際立っている。
しかし、最近、こんなことを思うようになったのだが、フランスと比べれば、日本の会社の経営なんてチョロイ、業績を改善できて当たり前だろう。
フランスも含めて、欧州各国と比べて、日本の国は企業経営者が労働者を扱き使い易い環境や社会風土が整っている。
従業員の労働時間の規制、年次有給休暇や特に女性従業員の出産や育児のための休暇の取得率、社会保障費用の負担、非正規社員の待遇……、何から何まで、企業の負担は軽いではないか。
それで業績を上げ続けることができないなら、言ってしまえば、タダの餓鬼の遣いだろ?
また、この会社は経営状態はまだまだ、病み上がりのクセに、国内の同業他社と比べて、役員の報酬が異常に高いことが一部で疑問視されているが、私もこういう体質の会社は駄目かなって思うのだ。
親会社のルノーなんて、過去と比べれば、開放されてはいるんだろうが、国営色の濃い企業だろう。日産自動車は株式を保有していても、向こうの国の法で議決権を一切行使できないんだそうだ。
一部の愛国者が「フジテレビなどの放送局が外資に乗っ取られたらヤバイから、外資の保有率を規制するべきだ」だなんて訴えているだけで、まだまだ、無秩序な市場化社会への危機感が薄い日本とは大違いなのだ。
最近の日本は「公務員の給料の水準の高さを批判」する声がよく上がっているけれど、もしかすると、今の日産はルノーという半官法人の傘下に入って、「公務員」のそういう悪い体質に染まっているのかも分からない。
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| 2007/11/08 22:12|経済|CM:2|▲
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党内の不穏なムード残る 民主議員の反応
7日に開催された民主党両院議員懇談会で、普段の豪腕ぶりを封印し、平身低頭で辞意表明について釈明した小沢代表。続投は正式に決まったものの、党内の不穏なムードが完全に払拭(ふっしょく)されるまでには至っていない。
懇談会では、小沢氏が「総選挙を必ず勝利する」と改めて抱負を述べると、「よし」という声と拍手が上がったが、一部の議員は腕を組んだまま。中堅議員の一人は「説明があいまい。これでは支持者を納得させられない」と厳しい表情を崩さなかった。
終盤、小沢氏の続投に多くの議員が「異議なし」と連呼して会場は熱気に包まれかかったものの、仙谷由人衆院議員が手をすっと挙げたことで会場は静まり返った。「この熱気と、国民の感性とでは相当ギャップがある。党は深刻な危機にある」。
懇談会は「がんばろう」の三唱で締めくくられたが、小沢氏の「辞意」について批判していた枝野幸男衆院議員は硬い表情で会場を後に。報道陣には「国民の皆さんにご理解いただけるよう頑張る」というせりふを何度も繰り返した。
一方、末松義規衆院議員は「力強い言葉をもらい、雨降って地固まるという感じ。思いを込めた説明で一緒に頑張ろうという気になった」と理解を示した。
横峯良郎参院議員は「執行部に反発され、『おれがボスなのに聞いてくれない』と2日間ぐらいスネてただけ。『恥をしのんできた』といっていたが、おれの(賭けゴルフ疑惑の)スキャンダルよりはマシだよ」と笑っていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071107-00000984-san-pol
民主党の小沢代表が一度表明した辞意は請われて撤回したそうだが、戦国期の越後の太守、長尾景虎(上杉謙信)の故事を連想させられた。
景虎が突然、地位を捨てて出家したのは、弘治2年(1556年)のことだ。家臣の間で諍いが絶えないこと、自分に臣従せずに反発している者がいることなどに嫌気がさしてのことだったと言われている。
同じ一門の長尾政景が出家先の寺院に押しかけると、景虎は慰留を聞き入れる条件として、家臣一同に改めて忠誠を誓う誓紙を出すことを求めた。
その出奔は芝居・狂言だったかどうかは説が分かれるが、いずれにしろ、これを契機に家臣団のまとまりは幾らかは良くなったらしい。
しかし、その当時の長尾家の家臣団と違って、民主党は分裂の兆しが隠せない。
自公民の大連立か、小沢派が分離しての自公への合流という無節操もありうるし、いずれにしろ、大きな政界再編は近づいているんだろう。
この前も書いたけれど、今の民主党なんて、美しい国一派の改憲を目先では阻止できたことしか評価していないのだ。
党の方針として、共産党政権の中国との外交の重視を謳っているが、上の記事に出ている枝野幸男とか、旧民社党の人は共産圏の国家を敵視しているわけだし、埼玉県の知事の上田清司とか、この前、議事堂でのクールビズ・ファッションの廃止を訴えた猿顔のオッサンなど、美しい国一派と同じような思想の持ち主もいるし、労働組合系の議員もいる。
仮に次の選挙でも自民党から議席を奪ったところで、こんな政治信条がバラバラの人間で構成された政党が政権運営なんて無理に決まっているだろうと思っている。
ネットの世界では「民主党は外国人参政権を導入して、中国や朝鮮に銭を貢ぐ法律を整えようとする売国の政党」だなんてレッテルを貼られまくっている。
前原とか枝野とか旧民社党(友愛)の連中は、そういう「売国奴」と一緒にされて、嫌にならないのかね?
特定亜細亜を叩いているブロガーの批判を聞いて、消去法で自民党に入れる奴ばっかりになったら、それこそ、政治が危険な方向に走り出してしまうだろうに。
今の「二大政党」なんか、とっとと、ぶっ壊して、思想の合う者同士で所帯を組み直してから選挙をやってくれ。
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| 2007/11/07 23:00|政治|CM:0|▲
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千葉県の幕張で、「東京モーターショー2007」が開催中だが、メーカー各社は「若者のクルマ離れ」に歯止めを掛けることを今年の大きなテーマに持ち上げているらしい。
ご存知のように、ここ数年、日本の自動車メーカーは海外市場での躍進著しいものの、国内市場は低迷の一途、過去最高益を更新している豊田自動車ですら国内販売は苦戦している。
昭和の異常な好景気の時代は、物欲熱に浮かされて、消費者が買い替える周期が短かっただけで、不況が長引いたということもあるんだろうが、それが多少は落ち着いたところで、今は品質・耐久性の高さも手伝って、頻繁に買い換える必要性が無いから、どうしても、過去と比べれば、年間の販売台数は減少するのが道理なんじゃないかって気がする。
ところが、マーケティングのリサーチャーの目には、そんな月並みな分析を提出することでは許されない状況、看過できない社会の変化が浮上してきた。それが、今回のお題の「若者のクルマ離れ」である。
ここのブログでも、前に取り上げたことがあるかも知れないが、昨今は首都圏・都市圏に限ると、特に二十代の男性の間で自分の自動車を保有していない、或いは保有したいという考えを全く持っていない者の割合が増えているんだそうだ(興味深いことを指摘すると、24歳以下の女性が保有する割合は上昇している)。
その原因について、どこでも指摘されていることを挙げれば、無くても生活に困らない環境なら、重い維持費を負担してまで乗りたくないっていう考え方をする若者が増えた。
ITや各種コンテンツ産業の拡大によって、クルマの購入・維持費よりも優先させたい趣味やコミュニケーションのために必要な費用も増えている。
それに、就職したばかりの世代を想定したスポーツカーの開発に、メーカーが力を入れなくなったという要因もあるみたいだ。でも、自分もクルマ離れの一人なので、これについては詳しいことは分からないが。
ましてや、今は所得格差が拡がっている経済情勢で、安定した賃金がもらえる正社員で就職する口が少ない。
やっぱり、企業の業績や上の世代の保身のために、正規雇用を減らして、非正規雇用を増やし、若い世代を冷遇してきた社会を批判する意見が多い。
自分の個人的な意見もそれと概ね同じなので、今更、若者のクルマ離れで国内市場の先行きを不安視していることを言っている企業の幹部や中高年層に侮蔑や反感のようなものは感じている。
でも、こういう屁理屈ブログをやっていると、私は何事も少数意見に興味を引かれるところもあるから、それに対する反論みたいなものもネットで探して読んでみた。
自称、「自動車業界で働いている人」のブログだったが、「格差や雇用が悪くなったから、買えない若者が増えているんじゃない。今の若者はクルマを買いたいというモチベーションが無いから働かないんだ」などという意見が書かれていた。
このブログでも前に同じようなことを書いたことがあるんだけれど、高校を出たばかりの若者が働いて得られる賃金と自動車の購入費用の比率を比べれば、昔――今の20代30代の若者の親世代が若い時期の方が、自動車の購入の敷居はずっと高かった。
それでも、その当時の若者は無理を圧してでも、クルマを買い求めた。クルマに乗っていないと、女を口説くこともできないというモチベーション(デートカー概念)が強かったし、悪く言えば、仲間と遊べないっていう強迫観念も強かったからだ(経済評論家の邱永漢は、そういう雰囲気を世間よりも先に察知したから、自動車株が凄く成長することを予見できたんだそうだ)。
しかし、現在はたとえ、フリーターの賃金でも、昔の若者と比べれば、クルマの購入の壁はずっと容易になっている。それなのに、あえて買わないんだから、若者の間でそういうモチベーションが働かなくなっている。つまり、「下流化」しているのだという指摘なのである(モテない男の中でも、恋愛や結婚を諦めている層の増大とリンクしているかも知れない)。
そういう「若者の下流化」という要因については、一理は認める。しかし、点と点だけを見た早計なところがある考察だと思う。
昔は会社に勤めていれば、毎年万単位の額の昇給が当たり前だったそうだが、インフレ・物価の上昇率だって大きかった。
物を消費しないで貯金に勤しみ、それに金利がついたところで、物価の上昇の方が大きい。
きっと、ファイナンシャル・プランニングだなんて概念も定着していなかった時代だから、細かい計算をする人は殆どいなかったのだろうが、物を消費せず、コツコツ貯金だなんて馬鹿らしい、どんどん遊びに使ったり、月賦ででも欲しい物はどんどん買った方がいいっていう考え方になるのが当たり前の時代だったんだろう。
ところが、将来の保障が期待できる雇用環境が無くなってしまったし、デフレーションが続いている時期に社会に出てくる世代の間では、そういう価値観が引っ繰り返っているということだ。
だから、クルマに限らず、最近の若者の消費意欲は酷く淡白になってしまっている。クルマは買わない、海外旅行にも行かない、酒は飲まない……何でも消費行動は消極的になって、貯蓄志向が強くなってしまったというリサーチ結果に表れているんだろう。
でも、モチベーションについての話に戻すが、今の中高年は加齢や収入増に比例して、一生を通して、高い車種に乗り換えていく楽しさを謳歌してきたわけだろ。
まぁ、不況に入ってから、買い替えを控えたり、生活防衛のために、今までよりもグレードの低い車種に乗り換えるケースも多いだろうがね。
その世代の子供は経済力のある親がそれなりの車種を保有しているケースが多く、学生時代に免許を取得して、同居していれば、個々の家庭によって事情の違いはあるだろうが、借りて乗る機会もあるだろう。
そういう環境で育った世代は、安いスポーツカーを中古か月賦で購入することを出発点にして、クルマライフを楽しんでいくモチベーションが湧き辛いのも道理のような気もする。
まぁ、メーカーが安いスポーツカーを作らなくなったのが先なのか、若者がクルマに金を使わなくなったから、メーカーの方はミニバンや女性向けのクルマばかりに力を入れる戦略になったのかは、四ツ輪に興味の無い俺には本当のところは分からないが。
テレビゲームのRPGで喩えれば分かり易いだろう。
昔、ファミコンのドラクエ2で、「ゆうていみやおうきむこうほりいゆうじとりやまあきらぺぺぺぺぺ……」っていう復活の呪文を入力すると、いきなり、レベル48で万単位の所持金を持った状態でスタートできる裏ワザがあった。 |