駄猫の時事放談

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今後、生き残れる不動産会社 

東証一部に株式を上場している不動産会社のアーバンコーポレーションが東京地裁に民事再生手続きの開始を申し立て、一ヵ月後に上場廃止が決まりました。
負債総額は2558億円で、上場企業の経営破綻としては今年最大の規模になるそうです。

このところ、不動産業の経営破綻が相次いでいる。
大抵は不動産バブルの崩壊、地価の下落を受けて、借金で仕入れた在庫も相場の値下りで売るに売れなくなって不良化して、資金繰りが行き詰るオチなんだろう。

でも、こんなことになるのは、とっくの昔に察しがついていただろう。
この前の『日本の大好況の芽を育てず、踏み潰した人々』という記事でも書いたが、本来だったら、これから結婚して新しく家庭を築いて、マンションを買うような世代は、貧困化が進んで、銀行でローンを組んでもらえる人の数が多くはないし、非婚化も進んでいる。
需要が限られているんだから、いつまでも高騰するわけがないのである。

ここまで雇用を破壊しながら、ちょっと前の米帝みたいな大好況を作るには、日本でもサブプライムローンの拡充を国策として、もっと強く推進しておくべきだったのだ。

しかし、今の政府の国策はそれとは逆なのだろう。
例えば、下記の本には、新自由主義経済思想が根拠になっている旧住宅金融公庫の廃止・民営化の経緯とか、雇用の流動化で銀行の与信審査に合格できない非正規雇用層の増大について述べているが、要は国は低所得者層の住宅取得に否定的になっている。

住宅喪失
住宅喪失

だから、分譲マンションなんて、馬鹿みたいにドンドン建てられているが、買い手なんかいないのである。

ここから、今日のお題の「生き残れる不動産会社」に話を移そう。

多くの国民の生活を脅かしている新自由主義経済思想の推進者が主に主張していることのひとつに、「移民の受け入れ」があるよな。特に経団連がそうだな。

ちょっと前までの米帝の不動産バブルは、移民によって支えられてきた面が大きい。
そういう現象の一面を見て、日本も移民を受け入れた方が景気が良くなるんだと主張している識者もいるわけだ。

しかし、国や経団連が欲しいのは、低賃金で使える労働力なんだろう。
例えば、経団連は明らかにそうだけれど、恐らく、今の国は高齢者の介護福祉の現場で働いている労働者の待遇を改善する気なんか更々無い。多分、日本人に成り手が少なければ、外国人を受け入れれば良いんだっていう方向で考えているんじゃないのか。

ということは、銀行で住宅ローンが組めないような層ばかりの人口が増えるってことになるんだろうか。

もう、察しの良い人は何を言おうとしているのかが分かると思うけれど、分譲の需要は大して増えない一方で、賃貸の需要の方が拡大するってことになる。

自社ではあまり物件を抱えず、他人が持っている土地に、その他人の金でアパートやマンションを建てさせて、上手いことキャッシュを抜かせてもらうビジネスをやっているような会社が生き残る、っていうか、不動産業の中では、最も成長の可能性が高いんじゃないのか。
2008/08/14 09:31|経済CM:0
 

何をやってもやらなくても、詐欺師に資産を奪われる危機に我々は常に晒されているのだ 

破たん「FX投資」社長 客の金で豪遊の大罪

主婦や学生にまで広がった、新たな投資「外国為替証拠金取引(FX)」。打ち出の小槌(こづち)のように喧伝(けんでん)されたこともあったが、世の中そう甘くはない。取引業者が破たんし、客の証拠金が戻ってこない事例も相次いでいる。その一つで、約20億円の負債を抱えて破産手続き中の「アルファエフエックス」(東京)の経営実態は、あまりにひどい。

本誌 山本 航/撮影 中山博敬

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yw/yw08081701.htm?from=os2

近年、外国為替証拠金取引(FX)を始める個人が増えているが、上記の記事に書かれている通り、取引業者が客の金を使い込んだりする不正・トラブルがあったり、お定まりのことだが、個人投資家がハイレバレッジ取引で破綻することも後を絶たないだろう。

投資家の預かり資産を保護するため、取引業者には証拠金と業者自身の資金を区別して管理することが金融商品取引法で定められている。
ところが、JNSのように、それを遵守していることを標榜しておきながら、実際には保全先の信託銀行に移管せずに、自社でドンブリ勘定やっていた会社も出てくる始末だ。

今の日本は銀行預金の利子が低いから、こういう金融商品に興味を持つ人は後を立たないが、業者の選択は表裏問わずに集めて、個人個人、慎重に判断するしかないってことだ。

銀行預金の利子が低いから……
そう。そういう不満や不安から、こういう金融商品への投資に入ってくる個人は多い。
でも、FXに限らず、株でも先物でも、相場は得てして、そんな安易な動機で取り組むと、地獄への一里塚になってしまうような気がする。
俺もそうだったから……。初めて株に手を出した頃、ホントにそういう気持ちだったからな。

銀行預金の利子よりも儲かれば……
そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。

でも、だったら、何もやらない方がいいんだろうか?

最近の年金の記録問題もそうだが、だって、日本っていう国それ自体が詐欺で成り立っているような代物じゃないか。

我々は生まれながら、何をやってもやらなくても、詐欺師に資産を奪われる危険に常に晒されているわけだ。
2008/08/06 05:11|経済CM:0
 

ガソリン価格高騰でクルマが減っているってホントなのか? 

最近、ニュースとかを読むと、「ガソリン価格の高騰でクルマを手放したり、乗るのを控えている人が増えている。クルマから自転車や原付に乗り換える人が増えてきた。渋滞も減った」などという話がちょくちょく載っているけれど、それを書いている人が嘘ついていないんだとしたら、どこの地方の話なんだ?

少なくとも、私が住んでいる地域では四輪車の交通量は減っているようには見えないし、原付やチャリで会社に通う人が増えている気配も無いのだが。
一時間に3〜4本は列車が運行されている私鉄が通っている地域だけれど、やっぱり、クルマが無いと生活が不便なことは多い。

でも、クルマ無しで生活している俺だから言えるんだけれど、やってできないことじゃないがな。

それでもクルマを手放す人はあんまりいないってことは、皆、ガソリンを湯水のように入れられるほど、お金を持っているんだろうな。
俺はまともな企業の正社員で働いた経験が殆ど無いので、間違ったことを言っているかも知れないが、ちゃんとした会社の正社員って、通勤のガソリン代は全額出るんだろうから、ガソリン代が幾ら高騰しても痛くも痒くもないってことだろうか。

俺としては、道路が空いてくれた方がいいから、ガソリン代はもっと高くなったって良いとも思っているところがある。もっと高くして、一人しか乗らないくせに、無駄にデカいクルマは道路から減って欲しいと思っている。

クルマが嫌いだから、こんなことを言っているのではない。
極端な提案を書いてしまうが、クルマに掛かる税金はガソリン以外は全部廃止して、その分をガソリン代に上乗せしたらどうなんだろうか。
燃費の悪い車を長距離乗る奴ほど、負担するような仕組みにすればいいと思う。

あまり乗らない人、生活の必要性で燃費の良い軽自動車を消極的に乗っているような人の負担をうんと軽くするべきだと思っている。

無茶苦茶な意見に聞こえるかも知れないが、俺なりに考えた理由がある。

今、自動車メーカー各社は国内の販売の不振に頭を悩ませているが、格差社会で安い給料で働かされている人が増えているから、そういう負の現象に繋がっているのだ。
でも、どっちかというと俺がそうなんだけれど、クルマを欲しくても金銭的な事情で買うのを躊躇・買えないような人は車両本体価格よりも、定期的に掛かる維持費の方が負担感を重く見ているんじゃないかって気がする。

こういう意見を書く意図をもうひとつ説明させてもらうが、自動車が走る台数は減っても構わないが(寧ろ減った方が良いが)、「造る台数は減らさない方がいい」って考えがある。
理由は単純なことだが、日本の自動車関係の産業が抱える労働者の数はあまりに膨大だから、これが衰退したら、失業がとんでもなく増えてしまうという懸念があるよな。あとは技術の継承や発展の問題もある。

燃費の良い車種を選択したり、保有しても、できるだけ乗り控えるインセンシブが働くような仕組みに、今の自動車関係の税制は変えていかなきゃいけないんじゃないかって考えている。

こういうことを考えたきっかけは、もうひとつ書くと、ある本に書いてあったことを読んだからだ。
今の制度だと、乗っても乗らなくても定期的に負担する税金とかは同じなのだ。だから、乗らないと損する気になって、必要も無いのに乗る奴が増える。それが渋滞や環境の問題に繋がっているのだ。
……こんなことが書いてあったんだ。

あと、車両本体の購入の後は、あんまり金を食わないシステムを整えることは、クルマ離れの若者に興味を持ってもらうための第一歩なんじゃないかと思っている。

こういう記事を書いている俺自身、実はクルマに興味があるのかも知れないな。
2008/08/05 00:29|モータリゼーションCM:0
 

日本の大好況の芽を育てず、踏み潰した人々 

ここ1年ぐらいか、新聞の経済欄に『サブプライム・ローン』という言葉が載らない日は無い。
これから相当、尾を引きそうな気配も漂っていて、日本国内も景気後退懸念が濃くなっているわけだ。
当然、それを覚って、株式市場は軟調な推移が続いているわけで。

私は10年以上も前に株式から投資の世界に入門した。
しかし、現物株投資は1年前――チャイナショックの大暴落があった直後、全て処分してしまい、それ以来はきっぱり辞めてしまっている。

米帝のサブプライム問題についての認識は甘かったけれど、それを抜きにしても、日本株が上がるとは想像し難いものがあった。

今まで、同じことを何度か書いてきたけれど、日本の近い将来の株高を自信満々に予想すていた(今でも予想は継続中?)専門家の先生方の主張には共通する話があるよな。

「人間が最も消費活動が活発になるのは、子育ての最中で、家も建てる40歳代ぐらいだ。だから、人口の多い団塊ジュニア世代が40歳代になる時期、その世代の消費で国の景気は凄く拡大する。それを見越して株価も上がる」

大雑把にまとめると、以上の内容だ。

私もこの世代に近いのだけれど、これより下の世代って、2人か3人に1人しかが正規雇用に就くことができていないんだろ。それで、親の経済力に頼れなければ、中流の生活を維持することができない。

だから、そんなバブル、来るわけないぞ。……って何度も言ってきただろ。

もう、その兆候は誰の目にもハッキリ映っている。国内のどこの自動車メーカーも国内市場での販売不振に頭を悩ましているし、マンションが売れなくて、資金繰りが悪化した不動産会社の倒産が相次ぐようになったこととか。

前々から、そんな事態を憂慮していたのか、政府は「親元で暮らしている若者」を批判する本を書いたトンチンカンな学者を起用して、「若者の自立支援」の対策を考えたり、用途が子供の住宅購入ならば、生前に相続を認める税法を施行したりしているのだが、あまり効果は上がっていないようである。

みずほグループは、米国のサブプライム・ローンに手を出して、千億単位の大損を出したんだってな。他にも莫大な損失を計上している金融機関が少なからずあるだろう。

まったく、つい数年前、公的資金で不良債権の尻拭いをやってもらったばかりなのに、日本のバブル崩壊と同じような末路が容易に察しがつくことに大金を投じて、穴を開けてしまった奴らの責任を強く問う声があまり聞こえてこないのは何故なんだろう?

それだけ、溝に捨てられる銭があるなら、何で、日本の若者に投資しないの?

今の日本の若い世代が厳しい雇用環境を強いられているのは、そんな銀行の不始末に端を発する長引いた不況も大きな要因だろう。

来る筈の好況が来ないのは、継続して拡大していく筈の景気が萎んでしまっているのは、若い世代に金を回さず、その将来を潰すようなことをやっている上の世代とか、富裕層側の落ち度だろう。

若者の「意識」「自立精神」を鍛えるようなことばかり言って、親元を追い出すことを推奨して、景気拡大を図って社会全体の世帯数を増やそうとしたところで、○マイルサービスとか、○オパレスなどといった、経済的弱者、貧しい若者を食い物にしているような悪徳不動産会社を一時的に肥えさせるだけである。

「一時的に肥えさせる」と書いたのは、そんな会社は人材派遣のグッドウィルや英会話教室のNOVAみたいな末路を辿っていくのは目に見えているような気がするからさ。
2008/07/22 20:00|経済CM:0
 

勝ったらチヤホヤ、勝たなきゃクズ扱い 

野茂英雄が日本の球界を去り、米国のメジャーリーグに入る頃は、当時の近鉄の差し金か、マスコミとかの反応は非好意的な方へ傾いていたわけだ。

それが後の大躍進で、反応が180度変わったわけだが、『賭博黙示録カイジ』の1巻の利根川の台詞を思い出して、失笑させられるのである。

勝ったらいいな……じゃない……!

勝たなきゃダメなんだ……!

ドジャーズの野茂

彼が今
脚光を浴び

誰もが賞賛を惜しまないのは
言うまでもなく

ただ、彼が勝ったからなのだ……!

勘違いするな

よく闘ったからじゃない

彼らは勝った

ゆえに今
その全て

人格まで肯定されている

もし彼が負けていたらどうか……?

負け続けの人生だったらどうか……?

これも言うまでもない

おそらく

野茂はウスノロ

誰も相手にしない

わかりきったことだ

野球選手に限ったことではない、亀田とかいうボクサーとTBSの関係もそうだろうし、ライブドアのホリエもそんなもんだったろ?

マスゴミの無節操さを罵倒するに適当な台詞も『カイジ』から引用するのである。

FACK YOU

ブチ殺すぞ……

マスゴミども……!
2008/07/21 23:32|マスコミ、芸能、醜聞CM:0
 
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